医療法人真正会 理事長 斉藤正身よりスタッフへのメッセージです。
明日へのメッセージ<172>
「医療・介護に携わる君たちへ」
本を出版して一年
様々な反応がありました。
100冊購入してくれて、項目毎に勉強会を開いてくださる医療法人、
感激です!
本を読んで来年の入職を希望してくれたリハビリの学生さん、
ありがとう!
研修会の時に購入した本を持参してサインを求めてくださる方々、
沢山いらっしゃいました、感謝、感謝です!
購入後、じっくり本を読んでくれて、長文の感想文を送ってくれた
スタッフ、あなたの文章のほうが素晴らしい!
出版に踏み切った理由は、スタッフの皆さんに今までの仕事や人生
を振り返ったり、立ち止まって現状を把握したり、そして明日に向
かって一歩前に進んでもらいたいと思ったからですが、出版後、実
は自分自身のために出版したんだなぁと思っています。未だに何度
も読み返して未来を描く原動力にしています。
出張先には必ず持参してますし、旅行の時もスーツケースに忍ばせ
ています。
これからの人生、仕事もプライベートも後悔しないでエンジョイし
たいと思ったからこそ刊行したんですね!
一人では何もできないと思いますが、一人一人の考えや行動が次に
つながっていることも日毎に思うようになりました。
その考えや行動を隣りにいる人と共感したり、議論したりして、よ
り一層充実した物事につながるんですね!

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2018.11.15
理事長
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明日へのメッセージ<171> 2018.6.5
グループ名決定!「かすみケア グループ」
慌ただしく新年度を迎え、あっという間に6月です。5月18日
に日本リハビリテーション病院・施設協会の会長に推挙され、6月
1日には事務局も全国デイ・ケア協会との合同事務所として神田に
オープンしました。新たな仕事が増えましたが、受けた限りは意義
ある事業を展開したいと思っています。
皆さんに応募をお願いしたグループ名ですが、5月28日に発表し
ました。チームでの応募総数も真正会47、真寿会50と100近
く集まりましたが、真寿会小仙波デイサービスの皆さんが提案した
「かすみケア グループ」に決定しました。社会福祉法人「真寿会」、
医療法人「真正会」、そして一般社団法人「Hauskaa」の3つの法
人のグループ名です。法的な正式名称ではありませんが、同じ目標
を持つ1つのグループであることを意識してほしいですね!
よろしくお願いします。
今日は「かすみケア グループ」になって始めてのバレーボール大会
です。今年仲間になった皆さんも奮って参加して下さい!
何故バレーボールなのか?これは単純な理由です。私が中学から大
学までバレー部だったこと、伊藤雅美先生は今も現役の選手、バレ
ーボールの愛好家が多いことからですね。チームプレーや男女の区
別なく楽しむことができ、プレーしない人も自分の所属チームの応
援、参加者全員が盛り上がるところが良いですね!ユニフォームも
揃えて皆さん本気モードです。
秋の大会は愛和病院や川越胃腸病院の皆さんが参加されるようにな
り、さらに楽しい恒例行事になりました。
くれぐれも怪我のないようにして下さいね(^^;

今回の写真は去年6月のバレーボール大会集合写真です!
2018.6.5
理事長
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明日へのメッセージ<170> 2018.2.14
寒い日が続き、インフルエンザも大流行、様々なリスクへの対応、
本当にご苦労様です。
皆さんご承知の通り、かすみ野には「たすけあいの会」という住
民の自助・互助グループがあります。川越市内には様々なグループ
がありますが、かすみ野の取組みは内外からも多くの注目が集まっ
ています。それは、住民主体の活動を医療法人や社会福祉法人が底
支えしていることも一つの要因と言えるでしょう。住民の主体性が
求められている昨今、都道府県の前向きな戦略や市町村のヤル気が
前提になりますが、地域の医療機関や福祉施設、関係団体の協働に
よる支援が加わるとさらに厚みのある体制が作れると思います。
地域包括支援センターが窓口になり、中央クリニックのスペース
をお貸ししたり、デイケアが買い物支援サービスに送迎車とドライ
バーを提供したり、まさに地域に密着したお付合いができていると
思いますが、このような活動は私たちからのアプローチというより、
住民の皆さんからのアイデアに応える形で進められているところに
意味がありますね。
今まで中央クリニックで月に一度 開催していた「昼飯を作って
食べる会」も活動の1つですが、30名程の住民がご自分たちでメ
ニューを考え試作をし、お互いに配慮しながら和気あいあいと作っ
て食べる会が開催されていました。中央クリニックの解体により、
その開催が危惧されていましたが、2月18日に試作の会をデイホ
スピタルで、2月25日の本番を真寿園で開催する提案がありまし
た。私はありがたいことだと思っています。とかく私たちはルール
や筋道に拘る傾向にあります。もちろんそれも大切ですが、しかし、
そこからは新たな発想が生まれませんね。
私たちグループの様々な施設を活用してくださることは、私たち
にとっても意義深いことで、スタッフの皆さんが地域を意識できる
最高のイベントです。病院や施設は入院や入所だけを提供するわけ
ではないですよね。それが私たちグループの生命線であることを再
確認してください。
2018.2.14
理事長
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明日へのメッセージ<169> 2018.1.15
皆さん御承知のように新年早々、様々な出来事があり、メッセージ
の配信が遅れてしまいました。
今年のテーマは「まず一歩、チームワークで、もう一歩」グループ
の発祥である霞ヶ関中央病院前設立から45年が経過して、新たな
気持ちでスタートするに相応しい言葉が選ばれました。前向きで
清清しい言葉ですね。
その中央病院は、今月末には解体工事が始まります。
向かい側に建設した「霞ヶ関在宅リハビリテーションセンター」が
完成し、1月8日から再スタートを切りましたから、その役目を終
えたわけですが、やっぱり寂しいですね。
13日には「フェアウェル・パーティー」も行われて、中央病院で
働いたスタッフ、もちろん退職した人も大勢の方々がお別れに来て
下さいました。なつかしい顔も多く、まさに同窓会でしたね。私も
すべての来院者にお会いすることは出来ませんでしたが、感謝感謝
ですね!
解体工事が3月いっぱいで予定通り進めば、新たな試みである一般
社団法人「Hauskaa」による集合住宅を中心にした地域のオアシス?
作りが始ります。
詳細はまた後日・・・
そして悲しいお知らせが一つ、私にとってオーストラリアの父であ
り師である Dr.John Tooth が1月7日の早朝に逝去されました。
12月にお会いした時にもかなり衰弱はされていましたが、まさか
こんなに早く逝かれるとは思いもよりませんでしたから本当に驚き
ましたしショックでした。
私たちに「アダーズ」を遺して下さったことは大変名誉ですし、名
に恥じない事業展開が求められますね。
「ジョン、ありがとう」
ジョンからの教えは昨年刊行した「医療・介護に携わる君たちへ」
に詳しく記していますので、ここではご冥福をお祈りするにとどめ
ておきたいと思います。
ジョンからのメッセージと元気なお姿を皆さんに贈ります。
15 Jan. 2018
理事長
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明日へのメッセージ<168> 2017.11.27
来年のカレンダーが決まりました!
今回は9月に出かけたカナダの風景です。
本来であれば両法人の皆さんが集まるミーティングで発表する予定
でしたが、なんと医者の不養生・・・
先週から風邪を引いていて、とにかく声が出ません。
ごめんなさい!
というわけで、メッセージでカレンダーのお話をします。
バンクーバーとカルガリーで視察や研修がありましたが、週末に訪
れたアルバータ州バンフ。中心街の近くにある公園で、カナディア
ンロッキーの山並みを眺めながらの一枚です。
雲の動きが早くて、その中でも青空と雲のバランスが一番良かった
一枚を採用しました。
今回の研修チームのまとまりの良さは秀逸で、尚且つ天候にも恵ま
れ?ました。恵まれたというのは、好天ばかりでなく、最終日のカ
ルガリーでは初雪も体験でき、日本と比べてもスケールの大きな大
地を体感できたと思います。
カレンダーに添えたメッセージは、
「Life loves the liver of it.」アメリカの黒人女性で詩人、作家、
公民権運動家のマヤ・アンジェロウ(1928〜2014)の言葉で、
「人生は人生を満喫する人を愛する」「人生は人生を生きるものを
愛す」などと訳されています。マーチン・ルーサー・キング牧師た
ちと活動を続けていた方で、この言葉だけでなく、多くの名言を残
されています。ぜひ調べてみてください!
「Life loves the liver of it.」周囲の人や利用者の方々の人生はも
ちろん、皆さん自分自身が人生や生活を満喫できるよう祈って添え
たつもりです。
今年も残りわずかになってきましたが、体調に十分気をつけて、
なんて言えない状況ですが(苦笑)、頑張ってくださいね!!

バンフの街角、素敵な中心街でした。
2017.11.27
理事長
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明日へのメッセージ<167> 2017.11.2
11月2日 本が出版されました。
明日へのメッセージや医療介護に携わる人たちからの相談に乗って
いたことを本にしました。題名は「医療・介護に携わる君たちへ」
幻冬舎からの出版です。
全国展開なので多くの人たちに読んでもらいたいと思います。
内容に関してはここでは詳しく述べませんが、今の仕事でやりがい
を見つけて欲しいということが伝えたいと思いました。スタッフの
皆さんにも是非読んで欲しいですね。
南病院は先週、病院機能評価を受審しましたね。皆さんよく頑張り
ました。
大変だったと思いますが、良い経験になりましたね。院長をはじめ
スタッフ全員が一つになって取り組んだことは、きっと一人ひとり
にとっても財産になったと思います。一つになるということがチー
ムの基本です。学会の発表もそうですね!みんな一つになって発表
者のためにスクラム組んで取り組んでますよね!バレーボール大会
は言うまでもないです(^^;
そのチャンスがたくさんあるのに、なかなかチームに入っていかな
い役職の人たち、勇気を持って仲間たちと接する機会をつくり、そ
して同じ目標に向かって汗をかきましょう!これは私自身にとって
も最近欠けている行動だと反省しています。
九州新幹線で鹿児島から博多に向かっています。鹿児島で専門医の
研修を受けてそのまま帰りたかったのですが、飛行機が満席で、福
岡空港から帰ることになったからです。でもお陰で久しぶりのメッ
セージが送れます。
熊本を過ぎて、夏のデイケア大会を思い出していました。震災後の
大会、本当に頭が下がりましたし、大会が復興の一助になったかも
しれませんね。
中央クリニックの新築移転も順調に進んでいますが、建物らしくな
ってはじめて気がつくことも沢山ありますね〜このプロジェクトも
また、改めて一つのチームとして動き出しそうですね!楽しみです!
博多駅に着いちゃいました。続きはまた明日(^^;
2017.11.2
理事長
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明日へのメッセージ<166> 2017.9.3
本当に久しぶりのメッセージです。例年と比べて本当に忙しく慌た
だしい夏でした。特に7月から8月初旬にかけては、埼玉育児院の
チャリティーコンサートから始まり、地域リハの全国大会の主催、
老健の全国大会で愛媛県松山市、そして熊本で開催された全国デイ
・ケア研究大会などが毎週のように行われ、落ち着く暇がありませ
んでした。8月の間には、次期の報酬改定に関連した委員会や会議
が頻繁に開催され、毎週のように出張してました。そんな中でも、
家族との夏休みや友人とのゴルフ旅行など、楽しい時間も過ごすこ
とできました。また、愛媛では大学時代の同級生と30年ぶりに再
会できたことは嬉しい出来事でした。瀬戸内海の島で住民のために
なくてはならない存在になっている有床診療所を切り盛りしている
友人が眩しく映りました。負けてられないな〜〜という感じでした。
さて、このメッセージもいつものように機上からです。徳島市で開
催された 高齢社会をよくする女性の会 の全国大会です。来年は川
越で開催されることが決まっているのでその視察です。何故女性の
会?に思われるでしょうが、今年のように県単位での開催ではなく、
川越の場合は市レベルでの開催になりますから、多くの人たちの支
援が必要になります。というわけで、私たち法人もお手伝いを!
ということになりました。この大会については後日改めてお話しし
ましょう(^^)
今回、徳島行きを決めたもう一つの理由があります。それは山上久
先生のお墓参りです。平成25年6月に58歳の若さで急逝された
先生は、1990年頃より老人の専門医療を考える会で知り合い、
友として同志として大切な人でした。アメリカ・カナダへの海外視
察の際には、お互いの夢を夜遅くまで語り合ったことが思い出され
ます。全国デイ・ケア協会にもご尽力いただき、大会を徳島で主催
してくださったことも忘れられない思い出です。100キロ超級のお
身体で、本当に細やかな気遣いができる優しい兄貴でしたね。仕事
の都合もあり、通夜・告別式にも伺うことができなくて、不義理が
ずっと気になっていました。今回、先生のまさに同志で見事に後継
されている奥様、山上敦子先生のご厚意に甘える形でお墓参りが実
現しました。瀬戸内海が一望できるお墓は、海に面して大鳴門橋を
望む鳴門山上病院のロケーションとも重なり、感慨深い墓参となり
ました。かなり遅ればせながら、ご冥福をお祈りしたいと思います。
9月に入り、地域包括支援センターかすみが中央クリニックから出
て、町の中心でリニューアルオープンしました。誰もが立ち寄れる
ような素敵な設えになりましたから、スタッフの皆さんも一度は出
かけてお茶でもいかがですか(^^)
今回の写真は、女性の会の懇親会で600人の阿波踊りです。
凄い熱気でしたよ^^;
2017.9.3
理事長
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明日へのメッセージ<165> 2017.5.10
先日、知人からこのメッセージを毎回楽しみにしているとお言葉を
いただき、感謝の気持ちと同時にちょっと照れくさい気持ちになっ
ています。しかし、このメッセージは徒然にその時の思いをスタッ
フの皆さんに伝えることが主目的ですから、あまり畏まらないでこ
れからも続けたいと思います。
霞ヶ関中央クリニック(旧霞ヶ関中央病院)の老朽化に伴い、向か
い側の第一駐車場に在宅サービスの拠点を新築移転することになり
ました。既に地鎮祭も無事に執り行い、今年の秋11月のオープン
を目指して工事が始まりました。
計画は10年ほど前からありましたが、やっと実現します。
十分な検討期間を経てスタートしましたから、理想に近い「センタ
ー」が誕生すると思います。しかし、建物ができてもその中身は?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、関係するスタッフ
たちは、少しでも良いサービスを提供できるように今でも熱いディ
スカッションを続けています。乞うご期待ですね!
霞ヶ関中央病院は皆さんご承知のように昭和47年11月に介護職
を職員として採用する(当時は付添婦さんが当たり前の時代ですか
ら)画期的なシステムでスタートしました。
今では介護職のいない病院のほうが少ないくらいですよね!
私たちグループの先進的な取り組みの第一歩と言えます。
11月に完成する「(仮称)コミュニティケア・センター」に続い
て、現在の霞ヶ関中央クリニック跡地には、住宅を中心とした新た
なランドマークを作る予定で、真寿園の新たな取り組みと併せて、
現在進行形でプロジェクトが進められています。
今回の一枚は、2005年タスマニアのレストランでこれからの夢
をスタッフと語り合った時の夕日です。
2017.5.10
理事長
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明日へのメッセージ<164> 2017.3.24
ついつい自分の部屋に行く時にエレベーターを利用することが多か
ったのですが、3月初めから階段で5階まで昇降するようになりま
した。多いときは1日5往復、初めは続かないだろうと思ってあま
り公表していませんでしたが、なんとか日常になりそうですね!
あとは昇降時の姿勢をもっと意識しなければと思っています。
なぜ急に・・・と皆さん思われるでしょうが、車の移動が当たり前
になったり、年末に肋骨を痛め、年明けは右大腿部の内転筋痛、以
前からの左肘痛など、運動は日頃心がけているものの日常的に身体
を動かす機会を作るには、改めてトレーニングというより、生活の
中で工夫することが大切ですからね!
とにかく頑張ってみます!(まだ公表は早かったかな?)
年度末の慌ただしさの中、嬉しい便りが届きました。タスマニアの
John Tooth先生の85歳のバースデイ・パーティーの様子です。
先生は高齢者施設にお住まいで、2年前には体調を崩されて、急遽
お見舞いに伺いましたが、すっかりお元気になられましたね(^^)
私たち法人にとって認知症ケアの原点はアダーズ・ナーシング・
ホームですよね。
初めてタスマニアにお邪魔したとき、そのコンセプトから実際のケ
アまで、目から鱗でした。その後、タスマニアに100名近いスタ
ッフが研修に行き、施設の工夫や認知症ケアの姿勢だけではなく、
先生の人柄に触れ、あるべき姿を具体的に意識できたと思います。
私にとっても皆さんにとっても大切な人ですから、いつまでもお元
気でいてほしいですね!
2017.3.23
理事長
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明日へのメッセージ<163> 2017.1.6
明けましておめでとうございます。今年初めてのメッセージです。
年末の慌ただしさは例年通りでしたが、年越しで歯痛や肋骨の痛み
などは想定外でした。おかげで少しはゆっくりできたと考えるよう
にしています(^^;
さて、年が明けて真正会では霞ヶ関中央クリニックと在宅サービス
の拠点を現在の場所の斜め向かいに新築する工事が始まります。
霞ヶ関中央病院が昭和47年に開設され、5年後に真寿園、10年
後に川鶴診療所、15年で霞ヶ関南病院というように5年おきに大
きな事業展開をしてきたことを考えると、今年は45周年にあたり、
周年行事として行われる工事と言えるかもしれませんね。
ということは、真寿会は40周年にあたります。平成14年に菅間
から安比奈新田に新築移転してからも15年経過したんですね!
月日の経つのは本当に早いものです。
先日、合同のミーティングで「不東」の精神を持って今年は頑張り
ましょう!と皆さんに呼びかけました。これは、三蔵法師が真の仏
法を求めてインドに旅立つわけですが、道中、大切な水を失い、一
旦は元に引き返そうとしますが、出発前に願をかけてインドに着く
までは一歩も東に帰るまいと誓ったこと思い出します。
いかなる困難に直面しても、たじろぐことのない「不東」の決意、
精神力が三蔵法師の生涯を支えた力だったそうです。
私たちもこの「不東」の精神を持って、求められる地域ケアの道を
歩んで行きたいと思います。
「Plan50」の実現に向けて、皆さん力を合わせて頑張りましょう!
今回の写真は法人の年賀状に採用した写真です。カレンダーと同じ
場所ですが、撮り位置でこんなにイメージが変わるんですね!
2017.1.6
理事長
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明日へのメッセージ<162> 2016.10.28
台風や長雨など天候不順が続きましたが、やっと秋の気配を感じる
ようになりましたね。
川越まつりも大変な賑わいでした。そういえばブラタモリ(NHK)
で採り上げられた川越が書籍になりました。川越の歴史や江戸との深
いつながりなど改めて確認できましたね。本当に誇れる故郷ですし、
先人達の遺してくれた最近流行りの言葉ですが「レガシー」を大切に
したいですね。
さて、今日はつくば市にいます。ご存知の通りリハビリテーション
・ケア合同研究大会に参加しています。真寿会・真正会のスタッフ総
勢25名以上の参加で、そのうち9名の研究発表が昨日から始まりま
した。因みに同じ時期に金沢で日本慢性期医療学会も開催されていて、
2名の発表を含む10名が参加しています。留守を守る皆さんは大変
でしょうが、発表者も緊張しながら頑張っていますのでエールを送っ
てあげてください。
昨晩は緊張している発表者、既に終わった人も交えて、全体の懇親
会に引き続き、法人の二次会が開かれました。ご多聞にもれず大変盛
り上がりましたが、その中で出てきた話の中で、平成10年より前の
こと…まだ南病院にガレリアも新館もない時代に行われていた「体験
入院」のことでした。全てのスタッフ(もちろん私も)が朝の7時台
にオムツをつけて入院し、食事から排泄、リハビリなど患者さんと同
じメニューを半日体験するという取り組みでした。今回つくばの大会
に参加した25名のうち、経験があるのは僅か5名程度…その人たち
から「あの体験は凄かった?!」「孤独を感じた」「スタッフの大変
さもわかった」など様々な声が聞かれました。確か何年か前にも似た
ような取り組みはあったと思いますが、あの時の体験は私自身も貴重
でしたし、今でもオムツでの排泄のあの瞬間は忘れられません。二次
会の席ではありましたが、参加者から再開の提案がありましたので、
参加者の中から両法人の担当を決めました。来週以降に具体的な話し
合いが始まると思いますので、皆さんで前向きに取り組んでいきまし
ょう。もちろんコミュニティーケア所属の皆さんも対象ですよ(^^)
金沢でもきっと様々な話が出たと思いますが、研究大会や海外研修、
そしてサークル活動など、日頃は接する機会の少ないスタッフ同士が
語り合う機会は本当に貴重ですね!
今回の写真は10月6日ワールドカップ予選でサウジアラビアに勝った
試合の盛り上がり…
ちょっとやらせっぽいかな^^;
2016.10.28
理事長
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明日へのメッセージ<161> 2016.9.26
台風や低気圧の影響で雨が多く日照時間が極端に短い日々が続い
ています。在宅のサービスはもちろん、出勤時も十分気をつけてく
ださい。
早いもので9月も今週で終わろうとしています。グループにとって
も上半期が終了するわけですが、両法人ともに皆さんの日々の努力
に感謝感謝です。全てが思った通りにはいかないでしょうが、10
月からの下半期に向けて、上半期の課題分析を忘れないようにして
ください。これは施設、病院という単位だけでなく、皆さんの現場
の取り組みを基本に見直していくことが必要です。もっと言えば
個々人のレベルで考えてみると良いですね。私自身も個人的に見直
しに入りました。自分のやるべきことが達成できているのか?やら
なければならないことを見逃していないか?今週のうちにしっかり
整理して、下半期に入っていきたいと思っています。
先週、母校(大学)の教壇に立ち、後輩たちに地域リハビリテー
ションや介護保険制度のことを話してきました。もう3年目になり
ますが、私が伝えたいことと、彼らが理解しなければならないこと
が必ずしも一致していないかもしれないと思いながらの講義でした。
これは急激に進む世の中の変化に対して、講義しなければならない
内容が若干ずれてきているのですが、それは今までの経過を知った
上で「今」のことも伝えたいと思うちょっと欲張りな考えがあって、
勝手に自分で悩んでいるんです。お恥ずかしい次第ですが、今週は
目白大学の講義や看護専門学校の講義もあるので、なおさら「伝え
る」ことをもう一度考えてみようと思っています。
真正会では理事長講話が来週で3回目になります。現場からの要請
に応える形で始めましたが、話したいことが予想以上に昔のことに
なっていて、当時を知るスタッフがとても少なくなっていることを
再認識しています。伝えることの難しさや、一度そのことを怠ると
大変な労力が必要になることを痛感しています。皆さんは如何です
か?

会長宅の庭先で
2016.9.26
理事長
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明日へのメッセージ<160>
もう8月ですね。日曜日、久しぶりに自宅で過ごす時間が取れたの
で、休みがあるときに少しずつ進めている部屋の片付け、断捨離のよ
うなことをしていました。
全く手付かずだった棚の整理をしている中から一冊の本が出てきまし
た。
「福祉の論点」という研究者や実践者からの提言をまとめた2001
年発刊の書籍です。児童保育、障害者、高齢者、介護保険、社会保障、
福祉一般の6つのテーマに対して94人が持論?を展開しています。
今から15年前に94人の論客は将来に対してどんなことを思い考え
ていたのか、その提言は現在実現しているのか興味が湧き、部屋の片
付けは小休止して改めて読み返してみました。今でもご健在で第一線
で活躍されている方が多いことには感慨深いものがありましたが、提
言とは全く違う状況になっていることや、未だに同じ問題を抱え結論
が出ていないことなど、改めて課題解決の難しさを痛感していました。
読み進めていくうちに、あれっ、どこかで見た顔と名前・・・
実は私も介護保険の項目の中の「療養病床のゆくえ」というテーマを
担当していたんですね(^^)
療養病床が医療保険と介護保険のどちらにも存在することに対して改
めて違和感を持ち、介護保険をベースにしながら、提供された医療や
リハビリテーションに関しては医療保険で賄うべきではないかと論じ
ています。今も考えは変わりませんね!
現在、国は長期入院の多い療養病床を廃止・転換して医療費の抑制に
つなげる新しい制度の検討を始めていますが、社会保障のあり方自体
が揺らいでいる現状は、15年前にも多くの人たちが危惧していたこ
とであり、山積する課題が解決されていないどころかさらに大きくな
っていると思います。
今回の一枚は・・・

フィンランドのセイナヨキ市に展開されている建築家アアルトの作品
(建物)群です。
詳細は次回にでもお伝えしましょう!
2016.8.1
理事長
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明日へのメッセージ<159> 2016.6.14
海外研修に出かける前から風邪気味で、帰国してやっと体調が戻
ってきたように思います。オーストラリアでの研修は久しぶりです
が、バルメイン病院やインデペンデント・リビング・センターなど、
介護保険制度が始まる前から視察させてもらっていたところの見学
は懐かしかったですね。そしてかなり進化もしていました。良いも
のは単に継続しているだけでなく、成長していくものだと改めて感
じました。
バルメイン病院のSTRONG MEDICINE、マシントレーニングを中心
にした取り組みは、私たちのSKIP トレーニングセンターのお手本で
すが、医療としてしっかり展開され、専門のクリニックも開設され
ているそうです。インデペンデント・リビング・センターは、以前
はシドニー郊外にありましたが、大きなショッピングセンターに隣
接して展開されていました。それだけニーズがあるんですね。どち
らも今後の法人事業の参考になりました。見聞きしてきたことが再
び実現できれば素晴らしい!
今回のメンバーも元気でした!いつものようにそれなりに想定外の
出来事もありましたが、良いチームになったと思います。
帰国してからの振り返りもしっかりやってくれるでしょう(^^)
6月3日のバレーボール大会、帰国後すぐでしたが頑張って参加し
ましたよ。真寿会・真正会合同のイベントですが、白熱したゲーム
が続いて盛り上がってましたね!怪我をしてしまったスタッフもい
ましたが、十分な準備運動、ストレッチの必要性を再確認しました
ね。
秋には3法人対抗戦も控えていますから、準備を怠らずに楽しいイ
ベントにしたいですね(^^)
今回の写真はアデレード郊外のGlenelgという海辺の街の夕日です。
上から読んでも下から読んでも・・・ではなく、
右から読んでも、左から読んでも・・・でしょうか(^^;
GLENELG です!
2016.6.14
理事長
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明日へのメッセージ<158> 2016.4.28
またしても起こってしまった大災害…自然災害の恐ろしさを今回
も痛感することになってしまいました。多くの友人や知人が被災者
になり、一日でも早く支援に入りたい気持ちでいましたが、リハビ
リの支援チームである全国組織JRATの一員として、それも都道府県
単位のチームで活動することになりましたから、現地からの直接の
要望に応えられないもどかしさを感じています。もちろん物資の支
援は既に行っていますが、人的な支援ができていません。
災害が起こった時の支援活動では必ずと言って良いほど個々の思惑
がぶつかり合い、信頼関係にまで影響を及ぼします。特に5年前の
東日本大規模災害の際には、私自身がその真っ只中にいて、多くの
皆さんにご心配をかけるような「遺恨?」を作ってしまいました。
その結果、今でも以前のようなお付き合いができなくなってしまっ
た先輩がいます。本当に悲しいことで、一度狂った歯車は簡単に修
正できませんね。終わったことは仕方がないので、これからに活か
していきたいと思っていました。
そして今回の熊本・大分地震です。組織の一員として活動に参加す
ることをメインに…と思いながらも、法人として社会貢献を打ち出
していることも大切にしていきたいと考えているところです。JRAT
としての活動も始まりますが、熊本・大分に対して法人としての活
動を何らかの形で開始していきたいと思っています。
新年度最初の明日へのメッセージが、またしても災害に関わるこ
とになりました。私たちの「仕事」がフォーマルなことだけではな
いことを再認識しましたね。まずは地域のための備蓄の確認をして
いきましょう。
病院や施設、事業所は、災害時に様々なスペースとして地域に貢献
できるはずです。支援に出かけるばかりでなく、有事に対応できる
私たちの資産を着実に準備しておくことが求められていると信じて
います。
2016.4.28
理事長
▲折りたたむ
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明日へのメッセージ<157> 2016.3.1
今日は3月1日、本当にあっという間に2ヶ月過ぎました。
2月に還暦を迎えたこともありますが、これからのことをしっかり
考える良い機会だったと思います。その思いを昨日の真寿会、真正
会の合同会議でリーダーの皆さんにお話ししました。
その中で一番伝えたかったことは、二つの法人が今まで以上に一体
化した取り組みを実践してほしいということでした。
そのためには、各々の単年度計画がお互いにリンクするだけでなく、
中長期の計画を同じ目標の上に成り立つように設定してほしいと思
います。本部運営の一本化、各種プロジェクトの共有、法人間の積
極的な人事交流や異動などを通して、単年度では達成できないこと
を一つになって挑戦する体制を作っていければと思います。具体的
な計画内容は別の機会にお伝えしますが、その最終達成時期は
2023年。私たちの出発点である霞ヶ関中央病院(現霞ヶ関中央
クリニック)の設立した年、1972年から50周年を迎える年で
す。通過点ではありますが、50周年に向けて一つのグループとし
て幾つかの計画を成し遂げたいと思います。
6年先の夢の実現に向けて
「Plan 50」と名付けましたが、できる
限りスピーディーに単年度目標も立てながら、一体的な計画立案実
行を期待しています。社会福祉法人と医療法人の違いは皆さんが考
える以上にあります。その差を埋めていくことは私一人がいくら意
気込んでも達成できません。基本的に両法人の良い特徴を活かす形
で、お互いが尊重し合えるような体制や運営ができるように、多く
の日常を共有できるような意識や工夫を全てのスタッフに期待した
いと思います。毎年実施している海外研修では、日頃顔見知りでな
いにもかかわらず、職種や法人の枠を超えて一つのチームになって
いく過程を多くの参加者が体験しています。あの素晴らしいチーム
作りや「仲間」になる喜びを日常に再現してほしいと思っています。
実際には6年かからずに達成できると思っていますが、50周年が
単なる記念で終わらないように、しっかりした足跡を残して欲しい
と思います。
夢に向かって頑張りましょう!
2016.3.1
理事長
八瀬大橋から富士山!:ちょっとブレて傾いているところはご愛嬌(^^)
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明日へのメッセージ<156> 2016.2.9
2月5日は私の誕生日、それも還暦を迎えました!
スタッフの皆さんや先輩たち、家族からの祝福を受けて、幸せを実感
しています。本当に皆さんありがとうございます。
昭和31年2月5日11時45分、ご存知の通り正男・信子夫婦の長男とし
て川越の大手町、当時は江戸町と呼んでいましたが、母の実家の二階
で産声を上げました。お産婆さんですよね^^;
正身と命名した理由は、両親の医師になってほしいという思い、医師
になるなら自分の身体が正しくなければ…という願いが込められてい
たと聞きます。本当に正しい身体になったかどうかはわかりませんが、
還暦を迎えるまで、大病や大きな事故に遭うこともなく、医療・福祉
の仕事に皆さんと共に携わることができ、家庭の温かい幸せを感じな
がら大好きな趣味もできているのですから、本当に感謝感謝です!
還暦を迎え一週間、様々なことを考える良い機会になりました。
振り返ることより、これからのことですね!焦る気持ちを抑えながら、
でもできるだけ早く進めていきたい真寿会・真正会の将来…それも夢
のある将来像を描いていきたいですね!今週になり早速動き出してい
ることもありますが、私一人で成せることは一つもありません。
皆さんと一緒に描き実現していきたいと思います。
2016.2.9
理事長
たくさん色々なケーキいただきましたね〜
似顔絵のケーキはちょっと恥ずかしいのでお見せしませんが、本当に
ありがとうございました(^^)
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明日へのメッセージ<155> 2016.1.18
大雪ですね!朝から多くのスタッフが雪かきや送迎に協力してくれた
おかげで、何とか日常が保てていること、感謝感謝です。
どうにかして出勤するために皆さんかなり大変でしたね。
各事業所からの報告を聞きながら、ちょっと安心しています。
特に都内から非常勤の外来担当の先生方も出勤してくださったことには
本当に頭が下がります。ありがとうございました。
すでに雨に変わってきましたが、解けてくれないと明日の朝が心配です
ね。気を抜かずに対処しましょう!
それにしても久々の雪かき・・・身体が悲鳴をあげています(^^;
今年初めてのメッセージが大雪の話になってしまいましたが、昨日が阪
神淡路大震災から21年・・・災害への対応は常日頃から心掛けたいで
すね。災害の形は様々ですが、私たちがまず心掛けなければならないこ
と、それは利用者や仲間の安全に尽きると思います。そのために準備で
きることを怠らないように、そして迅速に対応できるような体制をとる
ことですね。
今回の大雪でも役割分担をしながら多くのスタッフが未然に対処してい
ますね。継続していきましょう!
来週には久しぶりに特別養護老人ホーム「おながわ」に伺う予定です。
震災後、真寿会・真正会の協働でお手伝いをさせていただいた経緯もあ
り、復興の状況も含めてご挨拶に伺います。
当時窓口になってくださった方が施設長になられているともお聞きして
いるので再会がとても楽しみです。
まだまだ雪の後始末や業務の調整が残っているでしょうが、明日に向け
て頑張ってください。
今回の一枚は、南病院の5階からの雪景色、朝9:30
駐車場の車も疎らですね・・・
2016.1.18
理事長
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明日へのメッセージ<154> 2015.12.21
先週末、今年最後の出張は愛媛県松山で行われる愛媛県リハビリテー
ション研究会・回復期リハビリテーション連絡協議会合同の集まりでし
た。研究会は30回目というお話なので、とても歴史のある集いの場でし
た。というわけで、またしても機内からのメッセージです(^^)
今回は朝の便ということもあって朝陽に光る富士山を上空から写真に
撮りたくてわざわざ右の窓際の席にしました。その理由は前回大阪伊丹
に向かう機内で窓際の人がバシャバシャ撮っていたのを思い出したから
です。いつもは早く降りたいので(A型だね〜)通路側の席が多いけど、
天候も最高、東京のビル群が輝いて見え、満を持して…ところがいつに
なっても富士山が見えない??あれっ変だなと思ったら今日は風向きも
あって富士山は反対側だった!?気が付いて左前方の入り口に行った時
には既に…いや後で聞いたら富士山の真上を飛んでいたらしい^^;
ここまでなら残念でしたですが、ところが松山空港着陸前の瀬戸内海!
素晴らしかったですね〜焦って撮った写真ですが、なんとなく心が和み
ますよ(^^)
以前にイヤホン(フォンかな?)の話をしましたね。無事にインナー部
分は赤色のものを購入して快適になったわけですが、今度はジャックの
部分の接触不良で片側からしか聞こえない…微妙な加減で聞こえる時も
あって、上手くいかないものですね(^^)
本題に入りますが、愛媛の講演は『生活と活動に注目したリハビリテ
ーション』というテーマで、少しばかり力が入り過ぎて、時間超過して
も終わらない始末…皆さんに思いが伝わったかどうか、尻切れとんぼで
本当に申し訳なかったです。(このままでは…捲土重来!また呼んでい
ただけるかな?)
どの地域に行っても今は診療報酬の話が中心になる時期です。ましてや
今回は回復期リハの集まりでもあるので覚悟をして臨みましたが、ご
一緒に講演された在宅リハビリテーションの先生のお陰もあって「地域」
「生活」「障害」「リハビリ」が主なテーマでしたね!「回復期の会だ
からこそ地域・在宅!」と発言されていた方もいて、私自身の講演は別
として、とても心地よい時間でした。
その後の懇親会でも「ご当地…」「紅マドンナ」など楽しい話題で終始
しました。やっぱり愛媛のみかんは美味しいですね(^^)
愛媛の皆さん本当にありがとうございました。
医学生の頃、公衆衛生の実習で今治の保健師さんと島の巡回をしたこ
とを懐かしく思い出しながら、今年最後の出張を終えることができまし
た。地域医療やリハビリテーションを考えた原点ですから(^^)
2015.12.21
理事長
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明日へのメッセージ<153> 2015.11.27
昨日、南病院内にコンビニエンスストア「生活彩家」がオープンしました。
私たちのグループの開設記念日に合わせてスタートしたわけですが、数年前
から懸案だった「売店」のリニューアルが、それも単なるストアではなく、
川越の特産品やお土産の販売、プリザーブドフラワーのお店も同時に開店で
き、これほど素敵な形で実現できるとは…本当に感慨深いものがあります!
『街』をイメージした南病院のガレリアですが、ブレンズコーヒー、カフェ
テリアの改装、玄関の小さなお花屋さんに続いて、当初夢見ていた以上の
『街並み』が生まれました。初日の来店者は何と400人以上だと報告を受
けています。何度も来店した人も多いらしいですが…(^^;
そういえば、昨年リニューアルした真寿園の地域交流スペースは、平日の
午後になると毎日小学生たちの集いの場になっています。当時では想像でき
なかった光景ですが、今となっては子供たちがいることが当たり前になり、
いないと寂しいですね!放課後のひとときを真寿園で過ごしている子供たち
と利用者やスタッフとのふれあいに今後も発展し続けていくと、さらに活気
のある地域のためのスペースになっていきますね!
楽しみです。
2015.11.27
理事長
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明日へのメッセージ<152> 2015.10.20
9月初旬から最近まで、海外研修や研究大会、加えて札幌・神戸・大分
などへの出張も続き、また個人的にも家族が増え、本当に目が回るような
日々を送っています。11月3日に開催予定のリハビリテーション・サミ
ットの準備もあり、まだまだ落ち着く時間はとれそうにもありませんが、
体調はおそらく悪くないと思いますのでご安心ください。本来ならば、法
人内に様々な課題や取り組みたい新たな事業もありますから、じっくり皆
さんと話し合ったり活動したいと思っています。そのような中で特に最近
気になるのは、報告や連絡はあるものの「相談」が極端に少ないですね。
私が留守にしているからでしょうか?そうではないですよね。相談の機会
は十分とは言えなくてもチャット・ルームという名称で相談時間を取って
いますよね。また、サークルなどを通して顔を会わせる機会も結構あると
思います。ぜひもっと積極的に活用してください。
出張が多いですから飛行機や新幹線に乗ることも多いです。この時間は自
前のイヤホンで音楽や映画を楽しんでいます。ヘッドホンを借りてもいい
のですが、インナータイプが好きで常時持参しています。赤い扁たいコー
ドで絡みにくく、もう5年以上も同じものを使っていますが、今回も札幌
からの帰路いつも通り使っていました。着陸の時間が迫り、トイレに行く
ために一旦外しました。そして再び自分の席に戻ったら、イヤホンの先に
ついているゴムの部分が片方無くなっていました。おそらく外した時に落
ちたのだと思いますが、この先の部分が黒色で、床のジュータンはグレー
と黒のストライプですから、CAさんも探してくださったのですが見つかり
ません。間違いなくあるのでしょうが見えないと言った方が正しいかもし
れません。家に替えがあるのですが、先の色は見つけやすい派手なものに
しょうと思います。取り留めのない話ですが、いつも外れないように気に
していただけに実はとってもとってもショックです。
2015.10.20
理事長
千歳空港で食べた「海老そば」
美味しかったですね!
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明日へのメッセージ<151> 2015.8.30
本当に月日の経つのは早く、歳を重ねる毎に余計にスピードアップして
いるように感じます。8月はお盆もあるためか「家」を考えることが多
いように思います。特に我が家は父母の命日もあり、お正月以上に親族
が集まることが多いです。今年は特に父の十三回忌と母の三回忌ですか
ら尚更です。
そんな状況の中で法要の当日までの準備は斉藤家の場合は母の代から
「嫁」が全てやっています。決してそうしなければならないわけではな
いのですが、主人がしっかりしてないせいでしょうね ^^;
本当にありがたいなと思いますし、とりわけ仕事も抱えながらですから
申し訳なく思いますね。私の決まった役割は、法要後の挨拶くらいです
から大したことはしていませんね ^^;
今福岡に向かう飛行機の中ですが、この時間は皆さんにメッセージを送
る時間として最適ですね (^^) 電話もメールも訪室する人もない環境で
すから何かを考えたり文章を作ったりするには好都合です。
これから法人として何をしようかな?なんてことを考えたり、些細なこ
とですが部屋の模様替えを絵に描いたり、もしかすると最も自分でいら
れる時間なのかもしれません。と思ったら、隣席のおじさんが何かに腹
を立てているみたいで、それが気になって仕方がありません。一体何を
怒っているのでしょう?大きなお世話で気にすることはないのに気にな
る…
どこに居ても落ち着かない性格は自分自身でした!
さてここからは帰りの飛行機です。
早朝の福岡空港から羽田に向かっています。
昨日の医師向け認知症短期集中リハビリテーション研修会は参加者が思
ったほど増えず残念でしたが、内容は素晴らしかったですね。
特に認知症の基礎知識からリハビリテーションまで担当してくださった
田中志子先生の講義は、現場にドンドン引き込まれるリアリティのある
お話でした。伝える能力は傑出されていますから、おそらく聴講されて
いた医師の皆さんも満足されたと思います。
田中先生は群馬県の沼田市で内田病院をはじめ、大誠会グループの理事
長で特に認知症ケアをライフワークの一つにしていらっしゃる医師です
が、大学の後輩でもあり、今までも何かと無理を聞いてもらっています。
日帰りで福岡まで、小さなお子さんもいるのに本当に感謝感謝です。
今年は認知症ケアを考えることがテーマですから、当法人にお招きして
大誠会の取り組みについてお話をしていただきたいですね。また無理を
言ってますが…^^;
そろそろ羽田に着きますから今回の二日がかりのメッセージはここまで(^^)
2015.8.30
機上にて 理事長
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明日へのメッセージ<150> 2015.7.27
ついに150回目ですね!
だいたい飽きっぽい性格ですから良く今まで続いたものです。
記念すべきといっても決して特別なことはなく、いつものように感じた
こと気づいたことを徒然に…ですね(^^)
とは言うものの7月始めからメッセージが発信できません。
やはり150を意識しているのでしょうね(苦笑)
先日、真正会で入職5〜10年目の看護師さんのグループワークが開催
されました。朝の研修から夜の懇親会まで、皆さんの熱意を感じる有意
義な企画でした。そのグループワークの冒頭に「期待すること」を話さ
せてもらいました。何を伝えるべきか考えたときに、やはり原点とも言
える会長の半生記を綴った「人に尽くす」をベースに、そして私のまと
めた「ケアマネジメントと組織運営」の内容もちょっと盛り込んで、真
正会の看護師さんたちの歴史や思いをお話ししました。
その資料を作るために久しぶりに「人に尽くす」を一気に読んだわけで
すが、改めてその熱い想いだけではなく、様々なことにアンテナを向け、
必要と考えると一直線に真正面から物事に取り組む実行力…
本当に凄い人だったなあと今更ながらに思いますね!
私自身も年明け2月には還暦ですから、もうひと頑張りするつもりです
が、兄貴分のH先生に、まだまだ沢山やることがあるぞ!と気合いを入
れられている今日この頃です。
還暦と言えば、中学の還暦記念の同窓会が開催されました。広島出張か
ら直行の強行軍でしたが、5年に一度のイベントですからワクワクして
出かけました。当時一学年350名ほどだったと思いますが、今回集ま
ったのは約80名、そのうち私のクラス8組は24名も参加!
本当に仲良いクラスで今でも親交が続いている人たちもいます。
45年ぶりの再会もあり、感慨深いものでしたが、会ってしまえば、あ
っという間にタイムスリップですね!アイツとアノ子はつきあっていた
けど、結局どうなった…? なんて話もあり、容姿はお互いだいぶ変わ
っていますが、中学校の教室にいる気分…楽しいひと時でした。
話題の中心は病気や介護のことになるのは仕方ないかな〜
クラス毎に分かれた二次会の会場はカラオケ…ほとんどが1970年代
の歌謡曲やフォークソング…時の経つのを忘れて大フィーバー(古い!)
今度はバレーボール部で集まることになりました。
150回に相応しいかどうかは???ですね(^^)
デイケアの広島大会で改めて感じたこと気づいたことを「熱い」うちに
まとめたいと思っています。
2015.7.27
理事長
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明日へのメッセージ<149>
車内誌・機内誌から得られる情報を書き留めず後で思い出せなかった
時にとても損した気持ちになります。以前機内誌に載っていた賢人の言
葉に心動かされて、このような生き方をしてみたいと思ったにもかかわ
らず、そのまま放置?してしまったために、どんな言葉だったかを忘れ
てしまっただけでなく、誰の名言だったかも忘れてしまい、とても悔や
んだことがありました。
それからは必ずスマホにメモあるいは写真として記録することが習慣に
なりました。明日へのメッセージの題材としてというより、自分自身に
知識がストックされるような満足感があるんですね。でもその記録も何
故あの時は大切だと思ったのだろうと疑うくらい時が経つとあまり感じ
なくなることがあります。しかしこの記録は直ぐに捨てないようにして
います。何故なら一度心を揺さぶった言葉は必ずいつか必要になるから
です。そのように感じた「言葉」や「情報」を皆さんに伝えられません
が、振り返った時に再びその言葉を見つけた時には本当に「逢えて良か
った」と思います。
言葉との出逢いは、通り過ぎてしまうと単なる知識でしかないですが、
その出逢いを大切にすると心に遺るだけでなく自分の言葉として使える
ようになり、何か豊かになった気がしますよね。
さて、今感じていることですが、両法人の中で様々な新たな取組みが
行われているにもかかわらず、その活動に興味がないどころか、活動自
体の存在を知らないスタッフがとても多いことに驚かされます。情報提
供の在り方に問題があるのでしょうか?
そういえば活動を開始するときには会議等でプレゼンテーションがあり
ますが、進捗状況(現時点での報告・課題・解決案)などの報告は上の
方?の会議までにとどまり、スタッフ全体には皆無と言っていいですね…
両法人に関係することで言えば東日本震災ボランティア活動が典型です
ね。昨年の活動状況や今後の方針など、私は報告を受けていますが皆さ
んはいかがですか?今、福島県のどの市町村を巡回しているのか知って
いますか?真正会で言えば、最近の取組みで「院内デイケア」が開催さ
れています。何の目的でどのような活動をしているのか?参加されてい
る人数は?知っていますか?TOYOTAの開発したリハビリテーション関
連のロボットが南病院に設置されています。さすがに皆さん知っている
かな?でもどのような活用状況なのかはわからない人が多いでしょうね。
手足のあるロボットではないですよ(^^)「コネクト」という活動もあり
ますが、誰が何を目的にどのようなメンバーで展開されているのか?か
かわっている人たちは一生懸命なんでけどね!もっと言えば「全国デイ
・ケア協会」の事務局が中央クリニックにありますが、この協会の活動
をご存知ですか?私が会長であることはご存知ですよね???
南病院が「地域リハビリテーション・ケア・サポートセンター」として
埼玉県から指定されていること、案外知らないかも…
真正会では「ほうれんそうミーティング」があります。「報告」「連絡」
「相談」の場として位置づけられていますが、「相談」がないだけでな
く「報告」の内容が部署単位にとどまり、様々な活動の進捗状況の報告
が活発とは言えません。口頭でも良いですから、何らかの形で伝えるこ
とを習慣づけてもらいたいものです。情報を受ける側の問題もよく言わ
れますが、発信されなければ受けようがないです。真寿会でも同じこと
が言えますね。
真寿園とサテライトのケアセンター、真寿園のユニット間、地域交流ス
ペースの活用状況など、どの程度みなさん理解していますか?
私たちは同じ志を持って歩み続けなければならない、いや歩み続けるこ
とができると思っています。この組織をこれからもバージョンアップし
ながら継続していくためには、スタッフの一人ひとりはもちろんですが、
中堅クラスの皆さんのより一層の努力が求められます。「伝える」こと
の重要性を再認識してください。
去年のカナダ研修…こんな道もあるんですね(^^);;
2015.6.16
理事長
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明日へのメッセージ<148> 2015.6.1
「患者さん一人あたりの手指消毒の実施回数」の1年間の実績について
霞ヶ関南病院の伊藤病院長から報告がありました。病棟のデータで昨年
の5〜8月には他院と比べてかなり回数が少なく、感染症の多くなる9
月以降にはインフルエンザの流行も意識した結果、9〜12月について
はかなり改善されましたが、1〜4月には再び意識が薄くなっているた
めか習慣として(義務として)手指消毒されていないことが判明しまし
た。これはあまり良い話ではありませんね。医療や介護の現場に携わる
私たちにとって、媒介者になってしまうことは最も避けたいことです。
これは病棟に限らず、通所、訪問のスタッフ、そして直接患者さんと接
する機会が少ない部署やスタッフにとっても同様ですよ。
データ集計を始めた時にはまったく手指消毒が行われていなかった病院
が、次の4ヶ月、そして次の4ヶ月と右肩上がりに実践されている統計
も示されました…本当に見習いたいものですね。
なぜ手指消毒が必要なのかをもう一度各部署で確認し、その意義を十分
に理解し実践してほしいと思います。どうすれば習慣として定着させる
ことができるのか、ぜひ各チームの取組みを期待しています。きっと
この課題は真寿会でも同じですよね、感染症予防は一年を通して大事な
テーマであることを忘れないでくださいね。
とにかく6月は両法人全体で励行月間としましょう!!
新潟で行われた日本リハビリテーション医学界学術集会、年に一度だ
けお会いする方、お互いに頼み事があって「良いところに…」なんて会
話から始まる仲間、そして以前当法人で働いていたスタッフとの再会な
ど、先週末には様々な出会いがありました。そんな中で、昨晩嬉しいメ
ールが届きました。3月に退職したリハビリのスタッフから新しい職場
で気持ちも新たに頑張っていること、今でも真正会の先輩や同期と連絡
を取り合っていること、そしてお世辞かもしれませんが私との再会を楽
しみに思っていること、本当に嬉しい便りでした!
週末に訪れた「魚沼の里」
驚きました、菜の花ですよ!!
今年も秋に一泊旅行で出かけますが、新緑と菜の花のコントラスト、
カレンダーにしたいくらい本当に素敵でした(^^)
ほんのちょっとお月さまも顔出して…(^^);;
2015.6.1
理事長
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明日へのメッセージ<147> 2015.5.14
真正会のウェルカムパーティーが昨日ありました。新入職員の皆さん
を迎える恒例行事ですが、毎年各部署紹介の出し物のクオリティが高く
なって、とても感心しています。あるスタッフが、この部署紹介に向け
ての取組みがチーム力アップにつながっているので、とても大切なイベ
ントだと熱く語ってくれました。私も同感ですが、加えて個々のスタッ
フの知らなかった才能を発見することも毎年楽しみです。新入職員の皆
さんにも先輩たちの思いは十分に伝わったと思います。ご苦労様でした。
真寿会は、こちらも恒例の「歓迎会」が26日に行われます。真寿園
の中庭で行われるBBQですね。その中庭の芝生の養生も手をかけ時間を
かけて、今年も素晴らしい状態に仕上がっていますね!
楽しみにしています。
連休に川越ごみ品目マニュアルを参考にしながら、自室の掃除をしま
した…というかまだ終了してはいませんが…
今までなんて私は適当な捨て方だったのかと反省しています。
ペットボトル一つとってもそのまま何も気にせずそのまま捨てていまし
たからね。おかげで部屋には3種類のゴミ箱と3つのビニール袋が置か
れるようになりました。皆さんはもちろん理解されていたと思いますが、
今までの自分に「喝」ですね!
南病院の遊歩道には幾つかの実のなる樹木があります。
皆さん知っていましたか?
その中の一本、桜の木からサクランボが沢山収穫できました。
甘くて美味しかったですね!
2015.5.14
理事長
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明日へのメッセージ<146> 2015.4.7
新しい年度を迎え、今年もたくさんの仲間が増えました。まだ新人研修
の最中だと思いますが、先週行われた一泊研修では、日中のワークショ
ップから夜の宴?まで、本当にみんな元気で明るく頼もしかったですね!
今回も夕食の後に先輩からのメッセージがありましたが、良かったです
ね!スタッフの皆さんの成長を肌で感じることができました。社会貢献
の大切さも語ってくれたことに感謝、感謝!!
新人の皆さんは、焦らずしっかり地に足をつけて頑張ってくださいね(^^)
それにしてもみんなよく飲みましたね(^^);;
昨日、老人の専門医療を考える会の先生たちと夕食会がありました。
そこでいただいた先輩からのありがたい一言に感謝です。
高齢になってつくづく思うことがある。
それは、老人にとって大切な4つのこと…
1.健康であること
2.時間(暇)があること
3.少々のお金があること
4.友がいること
特に「友」の存在はとても大きいとおっしゃっていました。
今までの長い付き合いの友だけでなく、これから新しい友ができること
も楽しみにしたいですね。これは高齢者に限らないですよ!
4月からデイホスピタルの運営に直接かかわるようになりました。月曜
と金曜に午前午後1時間程度ですが、改めて勉強になります。短い時間
の通所リハビリテーションですが、出来る限り利用者の皆さんのサポー
トにつながればと思っています。感じたことや気づいたことを皆さんに
発信していきたいと思いますので、楽しみにしていてください。
先日、駒込にある日本医師会に出かけたときに六義園のしだれ桜を
「鑑賞」しました。一本の木ですからね、素晴らしかったです!
2015.4.7
理事長
▲折りたたむ
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明日へのメッセージ<145> 2015.3.7
年度末に加えて介護報酬の改定もあったため、何となく落ち着かない
日々が続いていますね。南病院の入院も予約が多くて医療福祉相談部や
病棟の担当の皆さんも大変だと思いますが、自分たちの体調にも十分配
慮してくださいね。もちろんこのことはどの部署も同じですけどね(^^)
介護報酬改定結果もあまり芳しくなかったですが、下を見ずに前を向い
て頑張っていきましょう!
前回のメッセージで「A-room」のお話をしましたが、良いペースで
皆さんが訪れてくれます。真寿会のスタッフも予約に入っていると嬉し
いですね。内容は様々ですが、少しでも役に立てばと私も真剣?です。
始めてみてわかったことですが、まずは「A-room」というネーミング
が南病院の「ルームA」と紛らわしいという意見がありましたので、早
々と名称変更しました。
お喋りすることが大切なので「Chat room」としました。
以前にチャットタイムという時間を作った頃のことを思い出しましたが
「C-room」で良いですよ(^^)
もう一つ、業務時間内だと相談に行けないという意見もあります。
これに関しては、昼休みに設定したり、5時以降に考えます。5時以降
は違う名称が良いかな?違う場所もイイですね!でもこれは既にやって
ますね(^^);;
年度末には私たちの法人から旅立って行く人たちも数人います。
様々な理由があってもやっぱり寂しいですね。立場はいろいろでも同じ
目標に向かっていた「同志」ですからね。ほとんどの人が理事長室まで
挨拶に来てくれます。今日は18年もお勤め下さった介護職の方でした
が、務めていたことを幸せだったと言ってもらえたことは理事長として
私こそ感謝感謝です。本当にありがとうございました。
4月には新しい仲間たちが今年もたくさん入りますね!大歓迎です!
気持ちも新たに新年度を迎えられるように皆さん準備は良いですか(^^)

昨日、取壊しがニュースになっていましたが、昨年5月に国立競技場で
ラグビーの日本代表戦を観戦しました。国立で最後のラグビーだと聞い
て行ったのですが、その時に通路から照明灯を撮ろうと思った時に、何
とこの出入り口の番号が39番!
様々な感動をありがとう!サンキューって感じでしたから…
ダジャレで失礼、しかしやっぱり別れは寂しいね。
2015.3.7
理事長
▲折りたたむ
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明日へのメッセージ<144> 2015.2.13
先週5日に59歳になりました。様々な形で皆さんに祝っていただき
本当にありがとうございました。50代最後の年、実りある一年にした
いものです。
以前にも何回か広報していますが、理事長室の扉が開いている時は、
いつでもどんな用事でもウェルカムです。しかしながら最近はあまり来
客?がありません。
ほとんどが役職の皆さんの報告のみで「ウェルカム」の時間が活用され
ていません。加えて、私自身も何もしないで待っているわけではありま
せんから、どうしてもタイミングが合わないことも度々あり、皆さんに
待ってもらうことも良くあります。
そこで2月18日から不定期ではありますが、皆さんの相談に乗ったり、
現場の状況を聞く時間をスケジュールにとることにしました。
「何か少しでもアドバイスができれば…」と言う意味を込めて「Advice
Room」あるいは「Advicery Room」、略して「
A-room」と名付けま
した。
決して勧告部屋ではありませんよ(^^);;
アドバイス(助言)のできる部屋(時間)という意味です。
どうぞ皆さん活用してください。
現在決まっている日程です。
2/18 10:00 - 12:00
2/25 10:30 - 12:30
3/ 3 10:30 - 12:30
3/10 11:00 - 12:00
3/18 10:00 - 11:00
3/20 16:00 - 17:00
3/24 11:00 - 12:00
以上です。
どんなことを相談したいのか?
何が聞きたいのか?
とても楽しみにしています。
ぜひ多くの皆さんと会いたいですね(^^)
急用の際はご容赦を(^^);;

スタッフの皆さんにいただいたバースデイケーキです。
食べるのがもったいなかったですね!ありがとう!
2015.2.13
理事長
▲折りたたむ
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明日へのメッセージ<143> 2015.1.20
昨晩、真寿会ケアスタッフの「新年会」が開催されました。
私は招待してもらったわけですが、こんな表現は正しくないかもしれ
ないけど、とても自然な「おもてなし」をありがとう!
スタッフの皆さんが臆することなく最後まで話しかけ続けてくれたこ
とがとてもとても嬉しかったですね。「趣味は何ですか?」なんて聞
かれたこと、とても新鮮でした。「奥さま孝行して下さい」には返す
言葉もありません(笑)幹事の皆さんの趣向を凝らした参加者同士の
コミュニケーションの場の演出、素晴らしかったですね!
理事長という存在は、皆さんから見ればやはり距離を感じるでしょう。
私自身は出来るだけ親しみやすい存在でありたい、現場にいつも一緒
にいるような意識を持ってもらいたいと考えています。今までも私か
ら様々なアクションをおこしてきましたが、今回のイベントはスタッ
フの皆さんから近づいてくれたことがとても嬉しかったですね。
はじめは忘年会と同じような気持ちでいましたが、全く違う空気をす
ぐに感じました。新年に相応しい「時間」を本当にありがとうござい
ました。
それにしても最後の演出、嵐の曲でダンスは皆さん格好良かったよ!
そして途中から促されて参戦?した市川部長の「還暦の舞」は、想像
以上でした。まだまだ老け込む歳じゃないね(^^)
ありがとうございました。
本当は皆さんの「ダンス」をお見せしたいですが、肖像権の問題があ
りますから、「還暦の舞」でお許しください。
2015年1月20日
理事長
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明日へのメッセージ<142> 2015.1.7
明けましておめでとうございます。
新しい年を迎え、南病院入院患者さんに元日恒例のお屠蘇!
もう20年以上続いていますが、参加するスタッフも増え、最近では
振り袖のスタッフたちも多く、患者さんたちに好評ですね。
自分たちの意思で参加してくれるスタッフに感謝・感謝(^^)
*因みに同じ時間に真寿園でも行われています。
今年から明日へのメッセージに写真や絵を添えることにしました。
お正月ですからめでたい初日の出…と言いたいところですが、日の出
に間違いはありませんが、今回はタスマニアのホバートで毎回みんな
で早起きして撮りに行った「サンライズ」です。
研修参加者にとっては懐かしい風景ですね(^^;
写真<1>2011年 視察旅行にて ホバートの港「朝日」
タスマニアに初めて行ったのは1997年の11月末でした。
その時のことは今でも忘れられません。
まるで絵はがきの中にいるような錯覚さえ感じました。
もちろん私たちの認知症ケアの師である John Tooth 先生とこのとき
お会いできたわけです。
その後は皆さんご承知のように、スタッフのみんなも連れてきたいと
いう気持ちから、当法人の恒例行事として毎年スタッフを連れて海外
研修ということに繋がるのですから、大きなきっかけでしたね。
そんな素敵なところで素晴らしい高齢者ケアが展開されているのであ
れば、ぜひ自分も見てみたいと会長から依頼?があり、1998年に
家族5人で出かけた時のことです。
写真はプロ級の会長ですから、とにかく5時起きして朝日…
港の立ち入り禁止区域にまで入り、同伴していた私の娘も心細くなり
泣き出す始末…(^^);;
16時頃にはもう落ち着かなくなり視察や孫が楽しみにしていた動物
園を早く切り上げて夕日を追いかけ、レンタカーを借りて東奔西走…( - - )
それでもあんなに楽しかった家族旅行はありませんでしたね。
今でもその時のことは鮮明に覚えています。何とマンション探しまで
するくらい両親も気に入ってくれたのですから…
父が亡くなった後、母とはもう一度タスマニアに出かけました。
「あのときパパは…」なんて泣き笑いしながら同じコースを回りまし
た。
その母も一昨年亡くなり、昨年の2月には娘の結婚前の家族3人旅行…
やっぱり思い出すのは1998年8月の家族旅行のことでしたね(^^)
正月早々、ちょっと感傷的になってしまいました。
私もその当時の会長と同じような「道」を公私ともに歩んでいること
を最近実感しています(^^)
写真<2>1998年8月末 シドニー(若い!!)
2015年1月7日
理事長
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明日へのメッセージ<141> 2014.12.22
恒例のカレンダーも出来上がり、ホッとしたいところですが、続い
て年賀状作りです。カレンダー同様、写真かスケッチにしているの
で、一年間に撮りためた写真や出張の際に描いているスケッチの中
から、法人用、自宅用、そしてゴルフ仲間?への3種類…
結構これが大変で、毎年週末の2〜3日をかけて作成します。
でも、この一年間を振り返りながらの作業は、とても大切な時間だ
と最近思うようになりました。
今年もとにかく出張が多くて、スタッフの皆さんとの接点が少なく、
来年こそは!と毎度思っているんですけどね…(^^);;
今年はデイケアと臨床医療福祉の二つの大会を2ヶ月の間に主管し
ました。
本当にご苦労様でした。それにしてもイベント事に対するチーム力
やセンス、そして何よりも「おもてなし」の心は、手前味噌ですが
凄いです!素晴らしいです!よくやってくれました!ありがとう!!
先週、真正会で理事長講話を2回同じ内容で行いました。前回の明
日へのメッセージで伝えた長崎でのリハケア大会の鼎談?の内容と、
先日兵庫県立大学での講演を合わせてちょっと時間に無理がありま
したが、直接メッセージを伝えました。やはり皆さんの反応を見な
がら話すことがイイ!加えて今回の講話はスタッフからの要請でし
た。嬉しいことです!
浜村先生、栗原先生の「もっと元気が出る講演会」も本当に元気に
なりましたね!二人の兄貴に感謝感謝です。
今年は海外視察も多かったですが、新しいことばかりではなく、
私たちが実践してきていることを確認する意味でも有意義でした。
まだまだ足りないと感じたのは、認知症への対応でしょうね…
ジョン先生の志を唯一実現できる私たちにとって、法人としての体
制整備、個々のスタッフがもっともっとスキルアップできる雰囲気
作りにも来年はチャレンジしたいですね!頑張りましょう^^)
今年も残すところ10日…法人の忘年会も控えていますが、皆さん
にとって今年はいかがでしたか?
仲間に感謝の気持ちが持てましたか?
地域や社会、誰かに何処かに貢献できましたか?
今年も双葉町への支援を継続できましたね!ありがとうございまし
た!
それでは続きは忘年会で…(^^)
2014.12.22
理事長
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明日へのメッセージ<140> 2014.11.11
長崎で行われたリハビリテーションケア合同研究会ですが、多くの
スタッフが堂々と発表してくれたこと、ありがとう!
自分たちの日頃の成果を発表する場ですから、発表した人たちにと
っては大変だったでしょうが、感慨一入ですよね!
留守を守ってくれたスタッフたちにとっても嬉しいことですね。
私も「長崎地域リハ物語」という設定で先輩の先生方とともに壇上
で若い人たちへ「メッセージ」を沢山送りました。いや、贈りまし
たかな(^^);;
「自分に影響を与えてくれた人」という質問に対しては、今の私を
作ってくれた人とし、4人の方を紹介しました。もちろん会長は入
っています。司会の先生から本当に作ってくれた人ですねって揶揄
われましたが…(笑)
「地域リハ活動をしていくにあたり大切にしていること…」「地域
リハ活動で悩んだこと…」「元気づけられた言葉」など、各々の先
生が交互に答えていくスタイルで、最後に「若い人たちへのメッセ
ージ」と「80歳までのこれからの夢」をお伝えして2時間があっ
という間でしたが、私が言うのもおこがましいけれど、とっても面
白い企画で、大盛況でしたね(^^);;
私のメッセージは「明日へのメッセージ」としました。悩みもある
だろうけど、『まずは与えられた仕事の中に「やりがい」を見つけ
ましょう!』です。
そして夢は『川越』に対する思いと『スタッフ(同志)との交流を
できる限り続けていきたい』と青春ドラマみたいなことを言いまし
た。
カナダから帰ってきて参加したスタッフとともに過ごした9日間が
いつものこととは言え、本当に貴重な時間でしたからね!
今日明日は職員一泊旅行に参加するつもりでしたが、ドタキャンで
すいませんでした。楽しんできてくださいね!
土曜日の夜から全国の若者たちからメールが届いています。
全国というと大袈裟ですが、6名の沖縄・熊本・長崎・兵庫・岐阜、
そして茨城のリハビリ専門職の若者たちです。
先ほどやっと返信が終わりましたが、『まずは与えられた仕事の中
に「やりがい」を見つけましょう!』というメッセージにファイト
が湧いたそうです。皆さん頑張ってほしいですね!!
初対面でも臆することなく積極的に向かってきてくれる若者たちの
パワーをいただいて、私も頑張ります!!!
2014.11.11
理事長
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明日へのメッセージ<139> 2014.11.1
海外研修(カナダ)から帰ってきてからも出張が多く、昨日のバレ
ーボール大会にも顔を出せませんでした。残念!
バレーボールは面目を保ったみたいだね(笑)
最近、本を長い時間読めなくなってきました。目が疲れるのか、飽
きてしまうのか、30分も持たないですね。もちろんそのまま読ま
ないわけではなく、また時間を置いて読み始めるのですが、それに
しても集中力の欠如が甚だしい気がします。今までは何冊もの本を
一斉に読み始めて、その時の気持ちに合った本を選んで読んでいた
のですが、何冊も持っているのに全くどの本も読みたくないなんて
こともしばしばあります。
もう一つ、情けないやら恥ずかしいやらという本に纏わる話しです
が、夏目漱石の「こころ」が久しぶりに読みたくなって買ったとこ
ろ、すでに2冊持っていたばかりか、iBookにまでダウンロードして
ありました…私の「こころ」が心配です…(^^;;
因みに未だ読み終わっていません(^^;;
こんな話しをすると皆さんとっても不安になるでしょうね。理事長
大丈夫??
大丈夫ですよ(^^)
ちょっと忙しすぎるのかも?思考回路がショートしそうな時に本を
読むのは…左脳の仕事が多すぎるのかも知れませんね(-_^)
そう言えばカナダでも一枚もスケッチしませんでした!
バランスよく反対側の脳を使うことを心がけないといけませんね(^^)
これから神戸・大阪ですが、久しぶりにスケッチセットを意識して
カバンに入れました(^^)
今までの話しは生活期のリハビリテーションにもつながることかも
しれませんね。機能訓練ばかりでなくその人の活動や参加に目を向
ける。もちろんそうですが、活動や参加につながるのはやっぱりご
本人の意欲、気持ちが大切ですよね!
最近、生活行為向上リハビリテーションという言葉を厚労省が言い
始めましたが、生活意欲向上リハビリテーションのほうが自立につ
ながる気がします(^^;;
右脳を使った愉しいこと、もっとしたいですね(^^)
2014.11.1
理事長
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明日へのメッセージ<138> 2014.9.29
福岡行きの機内にいます。今日は日帰りで全国デイ・ケア協会のス
キルアップセミナーの講師です。先乗りで10名以上のスタッフと
事務局のメンバーが待っていると思います。
前泊するか今晩懇親会に出て明日帰ることも考えたのですが、3週
連続の福岡・北九州ですし、月曜日は待望の生活期リハビリテーシ
ョンに関する研究会が厚労省で開催されますから、少し頭の整理の
時間をいただきたいと思います。
さて何故機内でメッセージを…と思われる人もいると思いますが、
それほど大きな訳はありません。
強いて挙げれば、皆さんと接する機会がとても少なくなってきてい
ますから、できるだけ何かを伝えなければ…という思いでしょうか?
先日ある会の時に「会長」の話になりました。
「会長はどんな時にも笑顔で声かけしてくれた。まるで今自分が悩
んでいることを察しているかのように…」
このことは私も納得、本当に気さくに声かけしている姿は忘れられ
ませんし、私も遠く及びませんが日頃から心がけています。
どんな時もスタッフに対しては平常心でその時の気分や体調がどん
なに悪くても、決して暗い顔をしたり、ましてや怒った姿は見せな
かったですね。もちろん口調も穏やかであの親しみやすさは単に人
間性なんて言えないですね。これは簡単にできることではありませ
ん。暗い顔、辛そうな顔、愛想のない態度、今でもつい見せてしま
いますね。
まだまだですね、皆さんはどうですか?忙しさやその時の気分で…
それがその人から見たあなたの印象になってしまうとしたら…
オンステージマインドは、利用者さんや患者さんたちにだけではな
く仲間同士にも心がけるだけでなく、実践したいですね(^^)
平成26年9月27日 機内にて
理事長
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明日へのメッセージ<137> 2014.9.26
季節の変わり目、体調管理が上手くいかず、先週から声が出なかっ
たり、咳・鼻水などに悩まされています。身体を動かす機会も少な
くて、外出は会議か講演…週末の3週連続九州出張もあり、少々疲
れ気味です。
回復に時間がかかる年齢になってきたのかな?…なんて弱気なこと
ばかり言っていては仕方がありません!実はかなり体調も上向きに
なってきて、頭の中に前向きな思考が沢山浮かぶようになってきま
した!
それも新しい取り組みと言うより、「復活」「改善」「微調整」な
どがキーワードです。そしてもちろん「熱意と愛情」ですね!
まだまだ整理できていませんから、ここで具体的には話せませんが、
乞うご期待ですね(^^)
先週末に小倉に呼ばれて「元気が出る講演会」で喋ってきました。
とにかく元気に仕事をしてほしいという親心?から企画したそうで
す。
重大な使命を受けて…声は出なくても気持ちは伝わったかな?
今度は当法人でも開催したいと思っています。
もちろん講師はH先生にお願いするつもりです。
昨日のASK会もそうですが、他の組織の「思い」に触れ、「取り組
み」を知ることはとても大切なことですね。そしてもっと大事なの
は私たちの組織の中でお互いが「伝え合うこと」「わかり合うこと」
を実践していくことです。仕事の上でも「気軽に語り合う場」を設
けることができれば、今皆さんが抱えている不安や課題を解決する
きっかけになるかもしれませんね。こんなことを言ったら…
なんて思わずに何でも話せる関係がチームの中に根付いていくと
愉しいですよ。
すでに「チーム」はできているのですから、もう一歩ですよね(^^)
平成26年9月26日
理事長
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明日へのメッセージ<136> 2014.8.18
お盆休みの時期も過ぎ、日常に戻りつつありますが、昨年母が亡く
なったので先週私の家は新盆でした。ちょっと忙しかったですね。
でも、母が健在の頃からこの時期が来ると必ず本棚から出す本があり、
今年は改めて読ませてもらいました。
「康子十九歳 戦渦の日記」
私の母の従姉が主人公のノンフィクション作品です。
粟屋康子さんは原爆で亡くなった広島市長の粟屋仙吉さんの次女です。
仙吉さんは私の母の伯父で、私にとっては祖母の兄にあたる方です。
康子さんのお姉様、素子おば様とは私自身もよくお会いしていました
から、母にとってかなり近い存在だったと思います。
康子さんは原爆の二次被爆のため19歳の若さで亡くなられたのです
が、康子さんが遺された日記と手紙をもとに、生と死の狭間で揺れ動
く若者たちの心情が描かれた実話です。日記に刻み込まれた康子さん
の家族への思いや実際にとられた勇気と愛情に満ちた行動、康子さん
に思いを寄せる台湾青年とのやりとりなど…
これ以上書くと…
ぜひ皆さんにも読んでいただきたい一冊です。
昨年亡くなった母は今頃康子さんとお会いしているかもしれませんね。
2014.8.18
理事長
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明日へのメッセージ<135> 2014.7.27
埼玉県高校野球の決勝戦、先ほど春日部共栄高校が優勝して甲子園
の出場が決まりました。埼玉の代表として頑張ってほしいですね。
しかし…
ご存知の通り決勝戦の相手は市立川越高校…とても残念でした…
実は新井清司監督は私の同級生で、上板橋にある城北高校に東上線
で毎朝3年間一緒に通った仲です。彼は早稲田大学に進学して教育
の道に進み、今まで埼玉県内の公立高校で教壇に立ちながら、高校
野球の監督としておそらく35年近く、甲子園を目指してきた友人
です。川越ですから時々会うこともあり、地元の卒業生が集まった
2年前には素晴らしい子供たちが入学してきたので、とても楽しみ
だと言っていましたから、本当に今年に賭ける思いは強かったと思
います。8回表までリードしていただけに最後は本当に残念でした。
何でも言い合えてお互いに口は悪い方ですから、お前に何がわかる!
と怒鳴られそうですが、一度でいいから甲子園に…
これからも頑張って欲しいですね!
還暦が近づいてきた私たちですからね、今は友達としてねぎらいの
宴ぐらいしか思いつかないけど、彼の夢の実現をこれからも願って
いきたいと思います。
新井、ご苦労様でした!
2014.7.27
理事長
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明日へのメッセージ<134> 2014.7.21
先週オランダから帰国しました。
今回は出発前の仕事(デイケア大会など)が忙しかったこともあり、
準備不十分で研修参加者には迷惑をおかけしたかもしれません。
しかしながら、多くのことを感じ考え、実り多い視察だったと思い
ます。
今後に反映できることを沢山得られましたが、特にオランダの人々
の国への思いや晩年に対する心構えは感心するばかりでした。
整理した段階で報告したいと思います。
留守中ありがとうございました。
それにしてもワールドカップの時期でしたから、オランダはとても
盛り上がっていました。私たちもオレンジ色のユニフォームや
Tシャツを着てホテルの特設会場で準決勝の応援をしました。
結果は残念でしたが、これが日本だったら…なんて思いながら貴重
な経験をしました。
前後しますが、デイケアの川越大会は大盛況でしたね!
600名以上の参加者も嬉しかったですが、大会の運営や懇親会の
余興を多くの方々からお褒めいただき感謝感激です!
終了後の講師の先生方によるゼミも評判よかったですね(^^)
皆さん本当にご苦労様でした。
皆さんに伝えたいことが一杯ありますが、タイムリーにメッセージ
が発信できません。途中まで作成してはタイミングが合わなくなり、
結局ボツになってしまうことが最近多いです。
これからは短文になることもあると思いますが、できるだけリアル
タイムに発信しますね。
今日は「海の日」ですが、たまった仕事を整理しています。
海外視察の写真も整理したいんだけど…
カレンダーに使えるかどうかは秘密です(^^);;
時差ボケが完全に解消できない理事長より
2014.7.21
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明日へのメッセージ<133> 2014.5.30
昨晩のバレーボール大会、盛り上がりましたね!
特に決勝戦の白熱したシーソーゲームは凄かったです。
感じ方は様々でしょうが、男性の攻撃に規制を設けたことでラリー
が多くなり、とても面白かったですよ!
秋の大会が楽しみです(^^)
先週は真寿会、本日は真正会の理事会がありました。
昨年度の事業報告や決算報告が中心ですが、法人のことを純粋に思
ってくださる方々に、スタッフの皆さんの努力の結果をお伝えるこ
とはとても大切なことです。
しかし、毎年感じることですが、報告事項の行間や側面をご理解い
ただくためのプレゼンは本当に難しいことですね。
それも制約された時間の中ですから…
今年の決算理事会はどちらも現場(真寿園・南病院)で開催され、
その後、真寿会は新装なった地域交流スペースで懇親会が行われ、
真正会はカフェテリアで昼食会を企画しました。
結果、理事会では話しきれなかったことや、その場では発言しにく
かったことなどが、比較的フランクに会話できたことはとても有意
義でした。例えば、ご自分が経営に携わっていらっしゃる方から、
会議の開催の仕方や進め方について、実践的なアイデアをいただき
ました。おそらく同じような意見は法人の中からも出てくるかもし
れませんが、外からのアドバイスは素直に受け入れることができる
ものです。
今回もすぐに実行すべきだと思ったことは、役職者の会議の開催時
刻が日常業務に影響を及ぼさないようにすること、その時間もでき
るだけ簡潔に済ませること、これは本当に大切なことですね。業務
のために行っているはずの会議が現場の仕事の支障になっていると
したら…いつの間にかそのような結果に結びついているとしたら本
末転倒ですね!会議に限らず、上司の都合で業務が滞ることは避け
なければなりません。皆さん、思い当たることから、すぐにでも改
めていきましょう。
もう一つは、いつの間にか個々の現場で協議されずに新しいルール
ができていることがあるそうです。その多くは会社のことを考えて
のデキる上司の取り組みであるわけですが、結果、上手くいってい
る時は良いけれど、一度歯車が外れるとその上司自身だけでなく、
そのチーム自体の評価にまで影響が出る。生産性も悪くなりコスト
もかかる…
どのようなことでも「協議」や「確認」を省略して勝手にルールを
作ってはいけないと言う話しでした。
もちろん「協議」が長引けば日常業務に影響が出ますけどね(^^);;
「いつの間にか…」とならないようにというが今回のメッセージ
です。理事・評議員の皆さん、今回もありがとうございました。
平成26年5月30日
理事長
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明日へのメッセージ<132> 2014.4.25
長距離の移動(新幹線・飛行機)や都内への出張など、できる限り
本を読んだり仕事の整理をしたいと思うのですが、最近はとにかく
眠いし寝てますね。
だからと言って「春眠暁を覚えず」というわけではなく、朝は定時
に起きられます。これは歳のせいでしょうか?
さて、新年度を迎えて様々な仕事や行事の予定を決めるための連絡
や会議が続いています。例年通りに…とか、今年こそは…
とか、ほぼ一年分の計画が今月中に決まってしまうわけですが、
この作業は細心の注意が必要です。ダブルブッキングなどはもちろ
ん絶対に避けなければならないですが、それ以上に気をつけなけれ
ばならないことは計画の「順序」「間合い」です!
多くの仕事や行事がどこかで繋がっていたり、結果が出てから開催
したほうが良いこと、間に相談や再度整理して考える時間的な余裕
を持つこと、そして何と言っても心身ともに「休む」ことを考慮し
ながら計画していくことが大切ですね。多くの仕事が自分の自由に
ならないことが多いですから「休む」というより、「自由時間」の
取り方が大事になってくるわけです。
忙しさや余裕のない日々を送っていると、身体的な不具合にとどま
らず、感情のコントロールが上手くいかなくなってくることは皆さ
んも経験されていると思いますが、私もそのために数々の失敗を重
ね多くの人に迷惑をかけてきました。その自覚があるのに同じこと
を何度も繰り返してしまいます…
今年の予定は今まで以上に「移動」の多い一年になることが想定さ
れます。その時間を無理せず「自由時間」にすることがまずは今年
の目標ですね。
ですから「眠いし寝てます…」も大切な計画かもね(^^)
平成26年4月25日
理事長
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明日へのメッセージ<131> 2014.3.28
年度末は本当に忙しないですね。特に報酬改定の年は尚更です。
今年は診療報酬の改定ですから、介護保険は関係ないように
思われがちですが、社会保障・税一体改革、そして「地域包括
ケアシステム」の推進が示された中での診療報酬改定には、
医療・介護の連携に関する改定項目も数多くあるので、かなり
お互いに意識していかなければならないですね。
個人的な話しになりますが、新年度から新しい仕事が加わります。
兵庫県立大学大学院経営研究科の特任教授です。「教授」なんて
言われるとさすがに緊張しますが、現場で積み重ねてきたことを
伝えていくことは今までもやってきたことですからね。
それにしても神戸は遠いので時々は宿泊しなければならないで
しょう。講義は1回2限で3〜4回なので6〜8つのテーマを話す
ことになりますが、それとは別に数回の教授会にも出席しなければ
ならない模様です(^^);;
目白大学言語聴覚学科の講義(6回)も継続ですし、新たに母校
である帝京大学医学部のリハビリテーション科の授業も受け持つ
ことになりました。自分自身が思ってもいなかった方向に進んで
いるような気がしますが、一番の不安は最近現場の仕事が減って、
現状を十分に把握できているかどうかということですね。
外に出る仕事が増える一方、皆さんとの時間をより充実したもの
にしていかないと…と思っています。
平成26年3月28日
理事長
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明日へのメッセージ<130> 2014.2.3
年が明け、あっと言う間にもう節分ですね。1月は米子、熊本2回、
広島、小倉、そして都内で全国デイ・ケア協会の研修会や関連会議が
続き、医師会主催の医療介護フォーラム、そして埼玉県医師会主催の
脳卒中地域連携研究会西ブロックが開催など、本当に慌ただしい日々
でした。良く身体が持つなぁと自分でも感心してしまいますが、慢心
せず心身のバランスが崩れないように気をつけたいと思います。
さて、このような日々を送っている中で、どの地域でもどのイベント
でも、そして当法人の中でも共通課題であることを痛感し、私自身も整
理しきれていないことがあります。それは…具体的に文書にしにくいこ
とですが、日本リハビリテーション連携科学学会の会報誌に書かれた澤
村誠志先生のオピニオンは、まさに私の悩みを解消してくださる内容で
した。傘寿(さんじゅ)を迎えられても益々お元気な先生の「熱意」を
添付しましたので、皆さんじっくり感じて下さい。私たちの目指す「明
日」が見えてきますよ。
澤村誠志先生のオピニオン(PDFファイル)
平成26年2月3日
理事長
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明日へのメッセージ<129> 2013.11.21
今日は明日からのリハビリテーションケア合同研究会のために
幕張のホテルに宿泊です。幕張メッセ近隣のホテルですが、
窓からは東京都内の夜景が一望でき、明朝の景色が楽しみです。
もしかすると富士山も…(^^)
11月に入ってから全日病埼玉大会(大宮ソニック)、先週は
お台場で日本慢性期医療学会、そして明日から合同研究会です。
本当に毎週のように研究会(学会)が続き、今後はこのような
ことがないように各団体間で調整してほしいと切に思うところです。
そのような中で先週末に長野県松本市で開催された研修会にも
出かけました。なぜ?と思われるかもしれませんが、この研修会は
福祉フォーラムジャパンというNPO組織が運営しているもので、
主催や講師ではなく、フロアから聴衆として参加することもあり、
少し気楽な気分で、小旅行のような気持ちで参加しました。
松本は初めてでしたが、文化の香りが其処彼処にする素敵な城下町
ですね。朝晩は肌寒いですが、その冷たい空気の中で、ライトアップ
された松本城や朝日に映える紅葉は本当に美しかったです。
介護保険部会や様々な国・県・市などの委員会、そして前述した
学会などが続く中、久しぶりにリラックスした小旅行でした。
でも実はこの研修会自体とても興味深い内容で、特にオランダの
最新事情の報告は、私たちが訪れた2009年からも、かなり
バージョンアップしていることを知ることができました。
オランダから学んだアルツハイマーカフェは地域包括支援センターの
オレンジカフェとして全国からも注目を浴びる存在になりましたが、
高齢者や障害者のケア、そして住宅や町作りまで、ワクワクする
ような魅力的な展開が繰り広げられている模様です。
オランダの人たちは議論が大好きで、なかなか結論がでないことが
多いと聞きましたが、良いと思ったことは本当に一気に進めていく
勇気や活力は、EUのお荷物と言われた時代から、今やEUの奇跡と
表現されていることも頷けます。
機会があれば、海外研修で再度訪れてみたいですね。
明日は主催者団体の一人として開会式で壇上に…、そして午後から
は小倉リハビリテーション病院の浜村先生と鼎談の予定です。
週末は石巻で震災ボランティア関連のシンポジウム…
まだまだ来週以降も忙しさは続きますが、松本の澄んだ空気と
新たな見識を得た嬉しさで、何となく心に余裕が持てています。
平成25年11月21日 幕張のホテルにて
理事長
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明日へのメッセージ<128> 2013.9.25
先週末に開催されたリーダーたちのワークショップでしたが、
宿泊研修でありながら、参加者が90名を超えたのには驚きましたね。
詳細はブログで報告があるでしょうが、久しぶりに楽しかったですね!
朝まで生トークの覚悟でしたが、私自身は2時半で終了でした。
何と部屋の鍵もかけずに…危ないですね、反省しています。
当法人のワークショップは、私が南病院の病院長になってからですが、
老人の専門医療を考える会で体験した研修スタイル「ワークショップ」を
採り入れることで、スタッフからの提案や意見がルールになるような
システム作りを目指したんですよ。
はじめは進め方を忠実に再現しようとし過ぎて、どことなくぎこちない
グループワークでしたが、とにかく日頃話す機会もなかったスタッフ同士が
その後も付き合いが続き、今では親友のような存在になったという話しを
聞くと、採用して良かったなと素直に思います。
1月から3ヶ月おきに開催することも決まりましたから、ぜひ参加の
チャンスは逃さないでくださいね。
そして、ぜひとも宿泊スタイルも定着させましょうね!
今日もこれから介護保険部会です。
あまりにも検討課題が広く深いものですから、本当にしっかり予習をして
いかないと…と思っていますが、本音を言えば結構大変ですね(^^);;
最近感じるのは、介護保険制度がはじまった頃にはとても想定できなかった
現状や課題の多さですが、よくよく考えてみると、もう一度原点に帰って
考えることの重要性も再認識しています。
法人のワークショップでも「そもそも」を理解することが大事なテーマ
でしたが、全く同じですね!
なぜ介護保険なのか、どんな役割を期待された制度だったのか、
じっくり議論に参加していきたいと思います。
行ってきま〜す (^^)/~
平成25年9月25日(給料日だね!)
理事長
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明日へのメッセージ<127> 2013.8.23
久しぶりのメッセージです。
夏休みというわけではなく、忙しかったというわけでもなく、
伝えることがなかったどころか、とても伝えたいことが多すぎて…
というのが本音です。
朝礼や挨拶の会、ミーティング等では発信していましたけどね…(^^);;
盆明けから国、県、市、そして法人のことなど、目白押しに案件が
重なってきました。想定していたこととはいえ、頭の中で整理がつかず、
何から手を付けていったら良いのか…
ヘミングウェイの小説に「河をわたって木立の中へ」がありますが、
この言葉の由来は、アメリカ南北戦争の時の南軍の総司令官、
リー将軍のつぶやきだと言うことです。
Across the river and into the trees.
今はとにかく目前の問題(困難)に立ち向かわなければならないが、
困難を乗り越えた先(向こう岸)には木立(憩い)が待っている…
だから頑張ろう!
河をわたって木立の中へ
会長自らが短冊にされた書が残っています。
先日額装して今は理事長室にあります。
おそらく会長も多くの困難に直面していたときに、自分の気持ちを
前向きに、そしてその先の「安らぎ」や「幸せ」を求めて書に
したものと思います。
会長の書かれた「名言・名句」は法人内の至る所に掲げてありますね。
私の部屋には、この他に「青年賦」や「人生五訓」などがあります。
それほど気にもしていない時もあれば、その言葉のお陰で救われる時も
沢山あります。皆さんもそのような「言葉」をお持ちだとは思いますが、
皆さんの周りにある会長直筆の「言葉」をもう一度確認してみては
いかがですか?
もちろん、その一番は各事業所の玄関に掲げてある
老人にも明日がある
ですけどね(^^)
平成25年8月23日
理事長
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明日へのメッセージ<126> 2013.7.2
6月6日の社会保障審議会介護保険部会では、在宅・施設サービス、介護人材の確保、
そして認知症などの課題が議論されました。私自身も通所系サービスのあり方や認知症
ケアに対する発言をしましたが、今回の厚労省の資料の中には、認知症の本人・家族に
対する支援の取り組みとして、川越市地域包括支援センターにおけるオレンジカフェが
採り上げられました。
ありがたいことですね(^^) 全国にこの輪が広がっていけば、オランダのアルツハイマー
カフェのように、重要な認知症施策の柱になれば嬉しいね。頑張りましょう!
昨日からNHK教育テレビのハートネットTVで認知症の特集が始まっています。
放送予定は以下の通りです。本日はオランダの特集です。興味のある方はどうぞ(^^)
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1日から、NHK教育テレビ「K認知症シリーズ」再開
本放送=夜8時、再放送=午後1時5分
ハートネットTV シリーズ認知症 “わたし”から始まるのお知らせです。
第1回「462万人〜自宅で暮らしたいけれど〜」 1日(月)、再放送8日(月)
第2回「在宅を支えるケア 〜オランダからの報告〜」2日(火)、再放送:9日火)
第3回「検証・オレンジプラン 〜在宅支援の最前線〜」3日(水)、再放送:10日(水)
第4回「アニメ映画「しわ」が描く“当事者の世界”」15日(月)、再放送:22日(月)
第5回「“わたし”から始まる町づくり」 25日(木)、再放送:31日(木)
http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/2000/
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先日、以前より親交のあるフレンチのシェフ島田哲也さん、料理研究家の島田まきさん
ご夫婦が来訪されました。次回7月18日の「リビングルーム」のゲストとしてお招き
することになり、その打合せも兼ねていらっしゃいました。その模様は島田まきさんが
ご自身のブログで紹介してくださいました。哲也さんは笠幡出身!子供のころは中央病院
の外来受診もしていたみたいですよ(^^;; なんと料理の鉄人にも出演されていたそうです!
お二人のことや私との出会いについては「リビングルーム」でお話ししますね。
島田まきさんのブログは、
http://ameblo.jp/maki270511 です。
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今回はメッセージと言うより情報提供でしたね!
それでは最近iPhoneの待ち受けにも使っている言葉をメッセージとして送ります。
意味は皆さん調べてください。
「行雲流水」
平成25年7月2日
理事長
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明日へのメッセージ<125> 2013.6.7
6月3日にスタッフ海外研修(オーストラリア)から帰ってきました。
今回はシドニーのリハビリ病院や高齢者住宅、タスマニアではアダーズナーシングホームをはじめ、いつも視察しているところが中心でしたが、開発中の高齢者住宅の視察も組み込みました。「住まい」については国際的にも多くの国々で活発な動きがあり、特に住み慣れた地域に居ながらにして安心・安全を確保した住宅への住み替えが進められています。
今回、シドニーとホバートのインディペンデント・リビング等を見学して感じたことですが、安心・安全に加えて「社会参加」を求めて転居される方々がとても多いことを再確認できました。常日頃、人の暮らしには「居場所・行き場所・座る場所」が欠かせないことを皆さんに伝えていますが、単に高齢者のための住まいを整備するだけではなく、そこに社会が生まれるような設計やノウハウの必要性を痛感しました。今後、私たちのグループも「住まい」に前向きに取り組んでいくことになりますが、海外視察で得た見識を活かしたアプローチをしていきたいと思います。
John Tooth 先生はとてもお元気でした! New ADARDS を2年後には作ると80歳を超えられても驚くほど前向きな活動を続けられています。Max という相棒(Dog)ができたことも微笑ましく感じました。今回はとにかく盛り沢山の話題がありますから、改めて報告したいと思います。
一昨日のサッカーのワールドカップ予選オーストラリア戦は帰国翌日だったこともあり、とても盛り上がりました。あちらの新聞やテレビでも連日のように報道されていましたから、オーストラリアの人たちはかなり落胆していると思います。サッカー人気は年々上昇しているみたいですしね。
シドニーでは「Vivid」という街全体が音と映像のイベントが毎晩開催されていました。この写真はオペラハウスに様々な映像が映し出される光景の一部です。ちょっとピントが合っていませんが、ほろ酔い気分なのでご愛嬌(^^);;
このような素敵なイベントを体験すると、準備段階で寒さがとても気になっていましたが、本当に良い時期に企画できたと思いました。
エネルギッシュなシドニーの街でしたが、いつも変わらぬタスマニアの自然もやっぱり素敵でした。心が救われるような気持ちになったのは、きっと私だけではないと思います(^^)
平成25年6月7日
理事長
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明日へのメッセージ<124> 2013.5.7
ゴールデンウィークも過ぎ、再び日常がスタートしましたね。大きな事故もなく
良かったです。
5日だったと思いますが、NHKで「復興へのプロデュース論、秋元康7つのメッセージ」
という番組がありました。はじめは何気なく観ていましたが、メッセージの一つ一つが
とても心に残り、とりわけ「 記憶に残る幕の内弁当はない」というメッセージは、私たち
法人の目指していることと重なり、とてもとても共感できました。「専門店」を目指して
みんなで頑張ってきましたが、制度や報酬にとらわれず、これからも地域に求められること
を純粋に具現化すること、適切な比喩ではないですが「あのときのトンカツ美味しかったね!」
と食べたすべての人に記憶に残るようなそんな仕事をしていきたいですね。
最近読んだ本で、皆さんにお薦めできる本を紹介したいと思います。
今回は内容については一切コメントしませんよ(^^)
ぜひ直接書店で確認するか、インターネットで書評を読むか、能動的に動いてみてください。
興味を持って自分で動くことはとても大切ですよね(^^)
1.カモメになったペンギン
2.世界の作家が愛した風景
3.厚生労働白書(平成24年版)社会保障を考える
4.キャパの十字架
5.驚きの介護民俗学
もっと沢山の本を紹介したところですが、これから県庁に出かけなければならなくなったので、
明日へのメッセージも近々に続きを贈りたいと思います。
平成25年5月7日
理事長
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明日へのメッセージ<123> 2013.3.29
今年度最後のメッセージは、「感謝」がテーマです。
真寿会35周年、真正会40周年の記念すべき年でしたが、「立派な大人になろう!」という
呼びかけに対して、多くのスタッフが「大人」を意識したチャレンジを様々な場面で実践して
いたことが頼もしかったですね。沢山のゲストをお呼びして開催した「リビングルーム」では、
人生や仕事、そしてコミュニケーションなど、多くの示唆をいただきました。感謝です。
今年のボランティア活動は、とても落ち着いた気持ちでできたと思いますが、多くのスタッフが
積極的に参加してくれたこと、感謝感謝です。
個人的には大きく体調を崩すこともなく、大好きなゴルフに励み、国内外の旅行も楽しめて、
恒例のカレンダーを「写真」から「スケッチ」に路線変更したり、とても有意義な一年を
送ることができました。「写真」は新たな挑戦でモノクロームの世界に目覚めました(^^)
南病院の入院受付に数枚飾りましたが、結構いいですよ! 1枚添付しましたから、ぜひ
ご鑑賞ください。
元あいなクリニックだったログハウスでは、昔集めた大好きなレコードを聞く環境が整い、
大きなスクリーンでサッカーや野球などを皆さんと一緒に大騒ぎして楽しめたことも新たな
趣味かもしれませんね。出張や会議、講演なのが多い一年でしたが、このような趣味の時間を
皆さんと共有できたことも感謝ですね!
来年度も心に余裕を持ちながら、継続する強い意志と勇気ある開拓スピリットを仕事の面でも
発揮できるように頑張りたいと思います。スタッフの皆さん今後ともよろしくお願いしますね。
年度の変わり目は、入職してくるスタッフもいれば、個々の事情で退職するスタッフもいます。
今日、真正会に入職予定の新人リハスタッフ15名が全員国家試験に合格したという報告がありました。
良かった良かった、ホッとしました。そして、退職することになったスタッフ4名と関連団体
に出向することになったスタッフ1名が挨拶に来てくれました。別れは寂しいですが、みんな
元気に旅立っていきました。「笑顔」が解決してくれること、「勇気」を持つことの大切さを
贈る言葉にしました。みんな頑張れ!!
平成25年3月29日
理事長
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明日へのメッセージ<122> 2013.2.27
昨日、地域包括支援センター「かすみ」主催の「オレンジ・カフェ」が霞ヶ関公民館でオープンしました。
月1回の開業?ですが、50名近い方々が賑やかで温かい時間(とき)を楽しんでいらっしゃいました。
ご承知のように、オランダの「アルツハイマー・カフェ」を参考にした認知症の方やご家族、そして民生委員や
地域住民、そして医療・福祉の関係者が一同に介して「ひと時」を共有するカフェですが、実際に参加してみて
その必要性を改めて感じました。
私が視察をしたオランダのカフェはデイケアの場所を活用した週1回夜間営業のスタイルでアルコールもOKで、
2006年当時全国6ヶ所で取り組まれていましたが、2011年には220ヶ所を超えるまでに拡大しているそうです。
なぜそんな勢いで増えていくのか、今回参加してみてようやく本当に理解できた気がします。
決して日頃から交流のある人たちでなくても、同じ地域で生活している、同じ時代を生きてきた、あるいは同じ悩みを
抱えている…など、集う人たちが何らかの接点を持ちながら、そのつながりを強くしていく様は、誰もが求めているものに
他ならないと実感できました。
私自身も参加されたある女性からお母様が中央病院で以前働いていた栄養課のスタッフだったことを伺い、
35年前ぐらいの学生当時、毎朝私の登校時に病院の食堂の窓から「いってらっしゃい、今日も頑張って勉強して
らっしゃい」と声をかけてくださったことを娘さんにも伝えていたことを聞き、懐かしさだけでなく感謝の気持ちが
改めて思い出されました。栄養課のオバサマたちには本当に毎朝励ましてもらってましたからね(^^);;
ちょっと話しが横道に逸れましたが、カフェは、時間が経つに従っておしゃべりのトーンがどんどん上がり、
メモリーブックを見ながら若かりし頃の流行歌を合唱したり、本当に驚きました!!なんて素敵なイベントでしょう!
私の立場では、様々な形でこのような取り組みが川越市内のあちこちで開催されるように頑張りたいですね。
詳細はまた「かすみ」から報告があると思いますが、「だいとう」「小仙波」「よしの」のスタッフたちや
在宅サービスのメンバーが一緒に盛り上げている姿が印象的でした。次回は3月29日(金)に霞ヶ関公民館で
オープンするそうですよ(^^) 参加は自由ですから施設の入居者や入院患者さん、そのご家族などもお誘いしてみたら
いかがでしょうか?
「カフェ」の温もりは、きっと認知症の人たちにも伝わっているでしょうね(^^)
*メモリーブックについては開発チームからスタッフブログで紹介してほしいと思います。
平成25年2月27日
スタッフブログを一番楽しみにしている理事長より
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明日へのメッセージ<121> 2013.1.15
年末に<120>を送ったばかりなので、新年のメッセージが少し遅くなりました。改めて、
明けましておめでとうございます。今年も皆さんが幸せな一年を送ることができるように理事長
として頑張ります!
さて、この明日へのメッセージだけでなく、真寿会・真正会スタッフのブログが始まって半年
が経ちましたね。どのチームのブログも個性豊かで本当に楽しませてもらっています。いつも皆さん
と一緒にいるわけではないので、私にとっては貴重な情報源?です。チームによってブログの頻度
はかなり違いますが、せっかく始めたことですから、少ないところは新年を迎えてもっと積極的
になってもらえると嬉しいですね。
今年のカレンダーですが結構評判が良かった?ので、調子に乗って年賀状も水彩画にしました。
霞ヶ関南病院の屋上から真寿園の方角に富士山が望めます。真寿園の雑木林がかなり生い茂って
しまったので秋に間伐しましたが、そのお陰で秩父連山から連なるように富士山が一望できるよう
になりました。年賀状のスケッチを性懲りもなく添付しましたのでご批評ください。スケッチした
のは日中でしたが、真っ白な雪化粧の富士が朝日や夕日でオレンジ色や真っ赤に染まる姿は本当に
美しいですね。また、日が落ちてからのシルエットも素敵ですよ。ぜひ皆さん時間のあるときに
5階の屋上にいらしてください。ただし、富士山がきれいに見えるときは風が強く寒い時ですから、
防寒を忘れずに(^^)
それにしても昨日の降雪は凄かった…朝晩の路面の凍結に気をつけてくださいね。

平成25年1月15日
理事長 斉藤 正身
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明日へのメッセージ<120> 2012.12.29
あっという間の一年でしたね。真寿会35周年、真正会40周年という私たちにとって大きな節目の年
でした。社会貢献を事業理念に加えて2年目になりますが、震災のボランティアだけでなく、地域社会
に対する貢献を意識したディスカッションも始まっていますね。頼もしい限りです。
さてこのような時期だからこそ、改めて意識して実践してほしいことがあります。それは「介護心得」
です。「クレド」として常時持っていると思いますが、斉藤正男会長が私たちに遺してくれた贈り物です
よね。もちろん朝礼や会議の際に唱和していることは承知していますが、先日ロータリークラブに卓話
で呼んでいただいたときに、会長さんが私たちの「介護心得」を紹介してくださいました。感謝、感謝
でしたね。法人以外の方が読み上げる「介護心得」は、とても新鮮に感じられ、なんて素敵な言葉なん
だろうと手前味噌ながら再確認させていただきました。
ここでは項目のみの紹介になりますが、改めて「介護心得」を意識してください。利用者の方々ばかり
でなく、仲間に対しても大事な「心得」ですよね。
1. 利用者の人格を尊重しましょう
2. 名前は固有名詞で呼び、早く覚えましょう
3. 先入観で接しない、批判的態度をとらない
4. 「和顔愛語」で接し、子供扱い、猫撫で声をしない
5. 挨拶は積極的にしよう(リップサービス)
6. 個人の秘密は、みだりに口外しない
7. 介護とは、やさしい手でみることです(スキンシップ)
8. いつも聴き手に廻り、話を良く聴き、話し上手になりましょう
9. 私語は慎みましょう
10.利用者との対応は、対等、平等、公平にしましょう
11.「今」を大切に、用件は速やかに、「ちょっと待って」は駄目です
12.記録なくして、処遇(ケア)なし (ケアプランの作成)
13.付き合い上手になるには「温故知新」
14.ときには、自分の考え方や、援助の方法について助言を求めましょう
15.公私を混同しない
16.利用者を寝たきりにしない
17.小さな変化にも気を配りましょう
18.高齢者にとって過去は財産です
19.時に、必要に応じてNOと言える強い意志を持つことです
20.利用者と話をするときは、目線を合わせましょう
21.話題の糸口は、シ(仕事)タ(旅)シ(趣味)キ(気候)ナ(仲間)カ(身体)ニ(ニュース)そして衣食住
22.利用者とご家族との橋渡し役に努めましょう
23.介護者同士、他職種とよりよいチームワークに努めましょう
24.介護は、生理的レベルに止まらず、精神的・心理的レベルも含まれます
25.自己啓発に努め、心豊かな人間を目指しましょう(4つのH)
26.ボランティアの皆さんには、感謝を持って接しましょう
27.「福祉の心」で介護しましょう
28.初心に帰り、常に新鮮な感激を持ちましょう
29.職場に立つとき、あなたは真寿会(真正会)の主役です(オンステージマインド)
30.そして、あなたは真寿会(真正会)の職員であることに誇りを持ちましょう
平成24年12月29日
理事長 斉藤 正身
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明日へのメッセージ<119> 2012.11.27
昨日は40回目の開設記念日でした。開設者の一人である勤続40年の池田弘先生はもちろん、
30年の小峰妙子先生をはじめ、20年4名、10年18名のスタッフの皆さんの表彰が
行われました。皆さんおめでとうございました。そしてありがとうございました。
毎年お配りしているカレンダーが出来上がりました。今回は水彩スケッチ(イラスト?)です。
添付している文書を以下に載せました。
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Look on the bright side!
斉藤正男会長から受け継いで、風景写真のカレンダーを毎年お配りしていましたが、
今回は下手の横好き「水彩スケッチ」です。以前よりスケッチブックを携帯し、
思いついたことをメモしたり、研修時にはレポート用紙代わり、眠くなると講師の
似顔絵などを描き、素敵な景色に出会ったときには写真とともに水彩固形絵具で
その風景を描くことが日常になっていました。
というわけで今回はスタッフたちのお世辞に乗せられ、水彩画ということになりました。
カナダのバンクーバーで研修を終え、週末に出かけたカナディアン・ロッキーへの国道で、
生態系の保持と飛び出し事故を防ぐ目的で動物が横切れるように、 道路の上に陸橋のような
「アニマル・オーバーパス」が数ヶ所架けられていました。
先住は動物たちなんですね。
前を走るキャンピングカーの後ろ姿が、震災ボランティアに出かけるスタッフたちの勇姿と
ダブり、描きながら胸が熱くなりました。私たちのキャンピングカーは今でも避難所や
仮設住宅に毎週出かけています。感謝・感謝・感謝です!
私たちは、これから先も横道に逸れることなく力強く前進します。ご期待ください。
理事長 斉藤正身
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来年のカレンダーが出来上がるとほっとしますが、すぐに再来年のことを考え始めます(^^);;
*実際のカレンダーも
ダウンロードできます。
*
平川昭治さんからのお手紙は、今後「Hirakawa's Room」として独立したブログになります
のでお楽しみください。
平成24年11月27日
理事長
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明日へのメッセージ<118> 2012.10.24
平川昭治さんは、脊髄損傷のため長い間当法人の入院から在宅のすべてのサービスを受けられ、
現在は訪問診療・看護・リハ、そして中央クリニックのデイリハビリテーションセンターに通われています。
すでに製造が終了しているワードプロセッサーを器用に使われて、毎月私が伺ったときにお手紙を下さいます。
内容はご家族の近況報告が中心でしたが、最近になり面白い川越の昔話なども教えてくださいます。
そこで「明日へのメッセージ」を活用して、スタッフの皆さんが知って得する平川さんからの情報を
時々掲載させていただくことになりました。ご本人も結構乗り気なので今後の展開が楽しみです。
平川昭治さんからのお手紙はこちら
※PDFファイルになります
平成24年10月24日
理事長
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明日へのメッセージ<117> 2012.10.10
先々週の水曜日、月に1回行っている「早朝勉強会」がありました。今回のテーマは「療養病床」です。
担当のスタッフが老人病院〜介護力強化型病院〜療養病床の歴史を中心に調べてきて、
それに対して真正会はどのように考え、どのように対処してきたかを私がコメントするというスタイルで進められました。
当時のことを一生懸命思い出しながら、社会的な背景によって制度自体が揺れ動きながらも
今の療養病床につながった「物語」を、私たち法人の導入に至る過程を交えながら参加した約20名のスタッフたちに伝えました。おそらく初めて聞くようなエピソードばかりだったせいか、驚いたり頷いたり、眠い眼を擦りながら真剣に聞いていた皆さんにとっては何らか得るものがあるだろうと思いながら具体な部分まで詳細に話しました。
勉強会のテーマにあまり興味のある人がいないせいなのか、早朝がネックなのか、あるいはスピーカーの力不足か徐々に参加者が減ってきていますが、勉強会に向けて予習をし、資料を準備している主要なメンバーたちにとっては大きな財産です。特に数回にわたった認知症の勉強会に関しては私自身も勉強になりました。
スタッフの皆さんと直接的なコミュニケーションがとれる機会が減っていますから、このような勉強会はとても貴重です。また、リハビリテーション外来で患者さんやご家族、そして携わるスタッフたちとの接点はこれからも大切にしていきたいと思っています。
先日病棟の夕食会に参加しました。とてもアットホームな雰囲気で、患者さんたちとの会話も弾み、本当に楽しいひと時でした。しかしながら、ちょっと気になることもありました。その場で病棟のスタッフには話しましたが、他の病棟や事業所のみなさんにも再確認してもらいたいので…
端座位の重要性は皆さん認識していて、どの病棟でも実践してますよね。しかし、テーブルの高さのことを忘れていませんか?車椅子のままで食事をすることも出来るだけ避けたいですね。このことは各部署のマネジャー、サブマネジャーは十分理解していると思いますが、それにしてはかなり疎かになっていますよ。多くのテーブルが高さ調整ができるものに買い換えたにもかかわらず、もっと言えば、高さ調整できるかどうかも知らないスタッフがいたことや同席しているスタッフが食べにくそうにしている患者さんの状況を課題と思っていないことには驚きました。
外部の講演や看護学校の授業の時に必ずと言って良いほど端座位姿勢の効用をお話ししています。時間が許せば椅子に座って適正な高さで食事をすることの重要性も話しています。リハビリテーションやケアの基本ですよね。
まさか自分のところで実践されていないとは…
これからは『私たちの病院でもできていませんが…』と前置きしてから話さなければならないですね。そんなことをしないで済むようにもう一度各チームで確認し、実践して下さい。
大事なことは続けて下さい。
やるべきことは忘れないで下さい。
伝えることを疎かにしないで下さい。
札幌に向かう機上にて
平成24年10月10日
理事長
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明日へのメッセージ<116> 2012.9.1
もう9月って思っても、相変わらずの暑い日々ですね。
長崎からの帰路、機上でメッセージ中です。
日本リハビリテーション病院施設協会の拡大三役会が昨晩行われました。
グラバー邸に近いホテルに泊まり、今日は帰るだけなので少しゆっくりした気持ちで
町歩きも考えましたが、やっぱり暑かったですね、空港に直行しました。
昨晩は少々お酒も入ったので明日のリハビリテーションを皆さんで熱く語り合いました。
気がつけばホテルの宴会場でありながら何と
午前1時半…凄い討論会でした。
2年おきに診療報酬、3年毎に介護報酬の改定があるため、ほぼ毎年どちらかの改定か
同時改定がありますが、来年春は久しぶりに何もありません。このような時こそ
じっくり「明日」を考えようというのが今回のテーマでした。
各々の専門分野や担当している委員会に関する意見を報告し合っていきます。
途轍もなく広く深い範囲ですから、とても1回集まって結論の出ることではありませんが、
やはり地域包括ケアに関する意見交換が最も時間がかかり一番白熱したかもしれません。
地域の捉え方が国が示すようなわけにはいかないですね。地域リハビリテーションの概念
をベースにした有益な包括ケアにしたいものです。
長崎でもう一つ素晴らしい出会いがありました。障害者や高齢者の口腔ケアに
本気で取り組んでいる二人の歯科医です。お二人とも決して若い世代ではありませんが、
経験に裏打ちされた前向きなお話しに感動しました。改めて食の大切さも痛感しました。
その上、縁は異なものですね!何と一人の先生は南病院に入院され、現在DRCを利用
されている方の口腔ケアにかかわっていらしたそうで、私のことをよくご存知でした。
「一度お会いしたかった!』とご挨拶されてこちらが恐縮してしまいました。
40周年の記念で行われている「リビングルーム?」は、私の大好きな方々に人生を
語っていただいていますが、この歯医者さんお二人との出会いは決して偶然ではない
気がします。できるだけ早い時期に「口腔ケアの実践」と「リビングルーム」にご招待
したいと思っています。眼から鱗のお話しのオンパレードですよ、楽しみですね(^^)
隣りの席の方もパソコンで仕事でしょうか?あれっ、前の席や反対側の方も…
土曜日だというのに本当に日本人は仕事熱心だね!と思ったら、前の席の方はゲームで、
隣の席の方は映画観賞…何だか嬉しくなりました。
平成24年9月1日
理事長 斉藤正身
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明日へのメッセージ<115> 2012.8.1
ホームページ上で公開することになって2通目のメッセージです。
やはり今まで以上に言葉を選ぶようになりますね。
バカヤローなんて言えないね(^^);;
しかし、スタッフの皆さんに伝えたい思いは変わらないので
あまり意識しないで今まで通りに伝えていきたいと思います。
札幌の病院との人事交流に続いて、大分県の病院とも11月頃から始まる予定です。
とっても面白い試みだね!特に私たちの法人でしか働いたことがないスタッフたちに
とって絶好のチャンスだと思いますよ。
真寿会でも施設長の人脈を活用してスタートするでしょう。
*病院名は各病院からご了解が得られれば、改めて公表します。
そう言えば、真寿園で実施されている真正会スタッフのボランティア「活動の会」の
懇親会の席でも、真寿会の介護スタッフが南病院の業務体験をしたいという話しに
なりました。とっても良いことです!
ある程度のルールは必要でしょうが、早めにスタートして下さい。
昨日、旧騎西高校の双葉町役場に行ってきました。皆さんご存知の通り、今でも
埼玉県内の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、そして当法人のすべてのスタッフが
活動していますが、現在も210名以上の方々が避難生活を続けています。
いらっしゃる方々の多くは高齢者ですが、役場の方も私たちの支援活動を高く評価して
下さっています。現在はマシン利用やデイサービス等への支援が中心ですが、
参加されている方々の体力測定の結果がかなり良いという報告もあり喜んで
いらっしゃいました。双葉町民の福島県内仮設住宅への支援も継続していますね。
キャンピングカーでの移動は大変でしょうが、車に興味を持って集まってくれる
人たちもいるそうです。啓蒙活動のチャンスですね!
以下、役場の方とのやりとりです。
(役) 役場の移転は決まっていないけど、決まったとしても騎西高校で生活を続ける方は
いると思います。……… いろいろ大変ですけど…
(斉) 失礼なことを言いますが、私たちとっては支援は「研修」の場だとも思っています。
継続して行くことに対して感謝の気持ちさえありますから気になさらないで下さい。
(役) そう言っていただけると、こちらこそ嬉しい限りです。いつも申し訳ない気持ちで
一杯でしたから…
この会話でもわかるように、今後も継続できることを有り難いと感じるのは私たちです。
まだまだ続く…いつまで…なんて言い草は、決して私たちから言ってはいけない言葉です。
支援できることに感謝の気持ちを忘れずに…(^^)
好評だった炊き出しも再度計画しましょう!9月頃かな?
時期をみて、被災3県を巡回視察しようと思っています。私たちがかかわっている地域
だけでなく、被災状況、復興に向けた取り組み、そしておそらく画一的ではない仮設住宅
での生活を見聞きすることは、災害だけではなく私たちの日常の仕事にも役立つでしょう。
今回は「名言?」を準備していましたが、急きょ震災関連のメッセージを皆さんに伝える
ことにしました。
暑さに負けずガンバロー(^^)/〜〜
平成24年8月1日
理事長 斉藤正身
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明日へのメッセージ<114> 2012.7.12
今号からホームページ上で公開することになりました「明日へのメッセージ」です。今まで真寿会・真正会のスタッフにメール配信の形で伝えてきた私からの「思い」ですが、これからもスタイルを変えずに皆さんに本音を伝えていきたいと思います。
さて、先週の木曜日に恒例の海外視察から帰ってきました。今回はカナダのバンクーバーが中心の研修旅行でした。出発ギリギリまで視察先が決定できなかったので、参加したスタッフたちだけでなく私自身もかなり焦りましたが、案ずるほどのことはなく、どの視察先でも大歓待を受けました。参加した皆さんの結束力や向学心、チームとしての成熟度が予想以上に高く、とても誇らしい気持ちになりましたが、詳細は参加メンバー(チーム)から報告があると思いますので楽しみにしていて下さい。ここでは、視察先の話しではありませんが、今までにも感じていたことですが、改めて今回も感じたことを皆さんに伝えたいと思います。
それは、思っていた以上にスタッフの皆さんが自分たちの「職場」のことを知らないということです。もちろん直接働いているユニットや病棟、部署に関しては本当に頑張ってくれていると思っていますが、例えば別階のユニットや病棟、違う建物のサービス、ホームと病院など、もっともっと関心を持ってほしいですね。私たちのサービスは個々が勝手に動いているわけではありません。個々のサービスがかかわり合いながら、対象となる方々に対して最良のサービスを提供していることを自覚してほしいと思います。海外研修に行かなければ仲間の仕事を理解できないのでは困っちゃいます。
・回復期リハ病棟のスタッフ数は?自宅訪問やカンファレンスの頻度や形態を知っていますか?
・慢性期のすみれ病棟やふじ病棟に入院されている方々で在宅に帰られる方々はどれくらい?
・真寿園での看取りの状況を知っていますか?ユニットで働く男性スタッフの人数は?相談員の人数は?
・アダーズあいなの入居定員は何人でしょう?スタッフ数は?草むしりは誰がしているの?
・小仙波、よしの、川鶴のケアセンターのサービス内容は同じ?
・デイホスピタルとデイリハビリテーションセンターの違いは?
・中央クリニックから訪問している医師数は?
・スマイルやコールの月間訪問回数、緊急訪問の回数や頻度の多い時間帯は?
・リハビリが訪問看護ステーションから訪問していたことを知っていますか?これからは?
・ケアラウンジは通所リハ?通所介護?…これは知ってるか(^^);;
・両法人のマネジャー/リーダーの役割や職種は?
いかがですか?今流行りの「検定」みたいですが、案外知らないことがあるんじゃないですか?
特に入職して3年目を迎えたスタッフの皆さん、少し周りが見えてきたと思いますから、興味や関心の目を
少し広げてみて下さい。そして新人の皆さんに伝えていきましょう!
4年以上の皆さんは知っていて当たり前だと思って下さいね…。
海外研修に行って、改めて感じたことをメッセージとして皆さんに伝えました。
平成24年7月12日
理事長 斉藤正身
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